「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 2章2節「バスで向島へ」

9月1日。サイクリングを断念するのは残念でしたが

9:30、土生港前から尾道駅前行きのバスに乗り込みました。
尾道駅前行きのバスは、朝夕を除いて1時間に1本。
路線バスではありますが、乗車専用/降車専用の区間があります。

先ほど歩いた道の間にも停留所があり、荷物を持ってきて、途中から乗るのでもよかったねと。

ところが、生口橋をくぐるころに事件は起こりました。

自転車神社への道中に誤操作を起こしたと思ったスマホのカメラから、それまで撮っていた写真が何ひとつ見えなくなったのです。
画面もアプリも、すべて初期設定に。
データとともに、ワタクシの意識も飛びました。

ブロガーにとって致命的な事態。
リカバリーできるすべはあるのか、
相棒のカメラの写真だけで記事は組み立てられるのか、
最悪、起点に戻って旅をやり直すことまでも考えたほどです。

抜け殻になっている間にも、バスは進みます

雨が激しくなってきて、

窓ガラスに付く雨粒に、ピントが合ってしまいます。

道路には、自転車のルートであることを示す青いライン。
これだけ水たまりになっていると、確かにスリップしそうです。

因島北インターから高速道路へ。

ますます雨はひどくなるなか、因島大橋BSから

因島大橋へさしかかります。

因島大橋は全長1,270mの吊り橋。
上下2段構造で上が自動車専用、下が原付・自転車・歩行者専用道になっています。

本当なら、この景色は自転車から眺めるはずだったのですが…。

1分ほどで因島大橋を渡り、向島に入りました。

尾道側からだと、しまなみ海道で最初の島。
果樹が目に付き、穏やかな雰囲気です。

向島インターを降りたら左折し、再び一般道を走ります。

運賃箱に800円を入れてバスを降りると、雨は小ぶりになっていました。
一見して、コレといったモノがないようなところですが…。

スポット情報

★本四バス開発
因島~尾道・福山・広島、松山~新尾道・福山、生口島一周線などを運行
http://www.honshi-bus-kaihatsu.com/html/rosen/rosen.php

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