「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 2章3節「旬の唐柿にかぶりつく」

9月1日。当初の予定では、向島のこのあたりで…

旅行前の下調べで、向島でイチジクもぎ取り体験ができることを知ったワタクシ。
東海地区を離れて以来、全然目にすることもなく、もはやフツーには食べられないと思っていたけれど、イチジクは子どものころ、庭先に植わっているくらいに身近な果物でした。
ネットリと甘い果肉と、種のプチプチとした食感を思い出してウットリ。
夏の終わりが時期だったなぁと思って見てみると、ちょうど旅の10日ほど前からイチジク狩りが始まるとありました。
実は大粒で、なかには100g超えのモノもあるですって?

ウェブサイトには、前日までの予約が必要とありましたが、天気予報が芳しくないことから、ギリギリまで様子見。
最短ルートに比べて回り道になるため、状況によってはカットすることも視野に入れていました。
「ふたりで行ってひとつふたつ食べるくらいなら、予約なしでも大丈夫じゃない?」
そんな相棒の判断で、なりゆきにまかせることにしたのですが…。

アクセス

さて、先ほどバスを降りた停留所は、向島農協前。
振り返ると、農産物直売所の看板がありました。
イチジクに思いをはせるワタクシに、相棒が保険を見つけておいてくれたのです。

直売所の名は「ええじゃん尾道向島店」
店先に何も並んでいないそっけない外観に、てっきり農家向けの苗とか肥料とかの販売所だと思ってしまいました。

店内の様子

でも、中に入れば、確かに農産物が並んでいます。

うわぁ、立派な鯛!
今朝とれたての魚が農協で売っているだなんて、海なし県民には考えられない光景です。
まるごと1匹だけでなく、刺し身用、フライ用に加工された品も充実しているし、舌平目も500円以下。
こういう素材があれば、料理したくなります。

そしてもちろん、本命のイチジクも。

いただきます

■向島産 イチジク(4個 250円)
大きさも量もいろいろありましたが、ふたりで分けやすいようにと、4個入り250円のパックを。
店先の陳列台に座ってかぶりつきました。

水っぽくなってしまうため、洗うのはNG。
最初こそ皮をむいていましたが、そのままガブリといっても全然気になりません。
甘いんだけどしつこくないのがサイコー。
2個を一気食いしちゃいました。

別名で「唐柿」とも呼ばれるイチジク、ジャムやドライにも加工しているそうですよ。

■因島のはっさくゼリー(145円)
この直売所でもうひとつ買ったのが、因島のはっさくゼリー。
きもカワな顔のパッケージが印象的です。
これまで目にしたところではまとめ売りしかしていなかったため買うのを見送っていましたが、バラ売りを見つけて即買いです。

苦味が感じられて、ちゃんとハッサク。
ごろりと果肉も入っています。
こんなにおいしいんだったら、バラなんていわずにまとめ買いすればよかった…。

店舗情報

★万汐農園
尾道市向島町2387-2
0848(44)1645
http://www.manchou3.com/

★JA農産物直売所 ええじゃん尾道 向島店
尾道市向島町5866-3
0848(20)6008
午前9時~午後4時
年末年始定休
http://www.ja-onomichi.or.jp/

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