11月24日。タイ料理の後、「コーヒー飲みたい」という相棒に連れられて
深志神社の梅風閣側の鳥居から南へ50mほど。
自家焙煎珈琲の専門店「FIFTY-ONE COFFEE」です。
相棒が音楽仲間のおススメで知ったという店で、手みやげを買ったり、知人を連れて行ったりで、今回が4回目の訪問になるのだとか。
店主は、アメリカ大リーグで活躍したイチローの背番号「51」を店の名にしたという、野球好き。
店の前に植えられているのも、バットの材料に使われているアオダモです。
店内の様子
店に入って右手の棚に並ぶ豆のラインナップは、ストレートとブレンドを合わせて20種以上。
味の特性を示すレーダーチャートや、焙煎日が選ぶヒントになります。
その先にはガラス瓶に入ったコーヒー豆たちが。
店の奥に目線を移すと、立派な焙煎機があります。
取り扱っているコーヒー豆で野球チームを組んでしまう店主のユーモアもステキです。
いただきます
この店の特色は、気になったコーヒーを試飲させてくれること。
先客の応対が終わったところで、相棒が店主に声をかけました。
豆を挽いてもらい、
1杯ずつペーパードリップでていねいに。
■(手前)淡麗松本城ブレンド、(奥)クリスマスブレンド
少量の甘いお菓子といただきたい淡麗松本城ブレンド、サンドイッチなどとカジュアルにいただきたいクリスマスブレンド。
どちらもえぐみがなく、クリアな甘みが口の中に広がります。
オリジナルのマグカップも飲みやすくてイイ。
そして翌朝は…。
淡麗松本城ブレンド(580円/100g)をいれて、ココロ豊かな朝ごはん。
素材感が味わえるもっちりしたベーグルも、店のはり紙で教えていただいたモノです。
しかも、3軒隣というご近所さん。
しかし10周年を区切りに、この12月でクローズするとのこと。
「評判もいいし、体調を崩したというわけでもないので、きっと何か次のことを考えていらっしゃると思いますよ」
珈琲屋の店主の言葉を信じて楽しみに待つとしましょう。