2017はたこトラベル創立記念ウイーク Act6「甲州名物、煮貝を買う」

12月16日。今回、甲府で買って帰りたいモノがありました

前回ワークショップに参加した7月、小淵沢でランチに立ち寄ったほうとうの店で「煮貝」なるモノが甲州名物だと知りました。
信州と同じく海なし県で、なぜに貝?
甲斐の国だからというわけでもなさそうだし(爆)

その後、高速道路のSAで売っているのを見かけましたが、なかなかの高級品。
せっかくならお正月用にしようと、このタイミングでのワークショップ参加を決めたのです。

アクセス

ワークショップ主宰のOさんに尋ねたところ、百貨店ならあるはずとのことでしたが、せっかくなら専門店でと、検索でトップに出てきた店まで足を延ばすことにしました。
すでに足はガクガクですが、ココまで来たら多少距離が増えても一緒ですから(苦笑)

駅前の通りから国道411号に入り、中央交差点で北に折れた右手にある「みな与」
建物は新しいようですが、創業400年ならではの風格がどことなく感じられます。

店内の様子

店内に入ると、白髪の紳士が座って待っていました。
すると店の奥から品物を手に出てきた店員が「こちらで2万円になりますが」と。
「じゃぁ、同じのを3つ」
ケタの違うやりとりに、場違いなところに来てしまったんじゃないかとたじろぎます。

1個入りのミニダルで4,320円~。
6個入り5万4,000円の樽なんて、どんな人がどんな時に買うのでしょう?

先客のやりとりを耳にしながら、壁に飾られた額をながめます。
アワビが甲州で食べられるようになったのは、徳川末期。
樽に詰められた醤油煮のアワビが馬の背に揺られて運ばれる間に、ほどよい味加減になったのが始まりだと記されています。
それにしても、なかなかの字を書く店主ですなぁ…。

ワタクシが買ったのは、袋入りの家庭用。
1個で4,500円でした。
冷蔵で1週間、お正月用には冷凍でとのことで、クール宅急便で本宅へ。

いただきます

そして迎えた2018年正月。
薄くスライスして、年末旅で出合ったお酒とともにいただきました。
磯の香りとかすかな苦味、うま味成分そのものの味、ムチッとして歯切れのいい食感ー。
たびたび食べられるモノではないけれど、いいモノを知っているという充実感は言葉ではいい表わせません。

今年もおいしいモノと出合い、心豊かな年になりますように。

店舗情報

★みな与
甲府市中央3-11-20
055(235)3516
午前9時~午後5時30分
日・祝定休(12月は日・祝も午後1時から営業)
http://www.minayo.co.jp/

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