都電荒川線の旅、ふたたび その5「女ふたり、おでん屋で語る」

2月4日。池袋で相棒を見送った後も、荒川線の旅は続きます

相棒の一日乗車券をSちゃんにシフトし、乗り鐵女子会♪
行き先を決めないまま東池袋四丁目まで歩いていくと、ちょうど三ノ輪行きがやって来ました。

子どものころ、荒川線沿線からそう遠くないところに住んでいたというSちゃん。
「乗ったことはあるはずだけど、かすかな記憶しかなくて…」
最近になって1~2回乗ったのもあくまでも用事のためで、あらゆるモノが新鮮に映るようです。

「前回はどこへ行ったの?」
「三ノ輪橋で食堂飲みしてから、荒川遊園に行って、飛鳥山でアスカルゴに乗って…」
「えっ、何? アスカルゴって??」
「東京一低い山にあるモノレール。乗ってみる?」

というわけで王子で降りたものの、アスカルゴはタッチの差で運行を終えたところでした。
でもせっかく来たのだしと、歩いて飛鳥山登山。
桜並木をブラブラ歩き、都電の古い車両やSLが置かれている公園まで来ると、Sちゃんは懐かしいようなまなざしで「たぶんココ来たことある…」といいました。

前回とは反対側へ下ってみると、木立の間から見える線路がいい風情です。
「王子を通っているのは、京浜東北線だっけ?」
「あと、地下鉄の南北線も」
「都心へのアクセスもしやすいし、このあたりのマンションって住みやすそうだよね」
オバフォー女子の関心は、ついそういうところにいってしまいます。

アクセス

「どこか入って温まろうよ」
じゃぁ、前回いっぱいで入れなかったあの店にチャレンジしてみましょうか。

北口ロータリーとは反対側の出口を出た路地にある「平澤かまぼこ王子駅前店」
外のテーブルにも酔客が鈴なりでしたが、奥が空いているとのことで、入ることができました。

メニュー

カウンターに背を向けたテーブルの一番奥でメニューを見上げます。
首が痛くなる角度です(笑)

いただきます

振り返ってカウンター奥のメニューから飲み物を選び、Sちゃんは生ビール(400円)、ワタクシは焼酎お湯割り(400円)で乾杯。

ココへ来たからには、おでんはマスト。
「はんぺんとダイコン1個ずつと、がんも2つお願いしま~す」
そしてカウンター席の常連さんのおススメで、牛すじ煮込みをいただきます。

■牛すじ(300円)、おでん(大根100円、半ぺん100円、がんも100円×2)
品のいい味のだしで煮込まれたおでんにほっこり。
牛すじ煮込みは、醤油強めながら後を引く味です。
つくづく酒飲みのツボを心得ていらっしゃる(笑)

店内の様子

カウンター席が空いて移動し、ようやく店の全容が見えました(笑)
スタッフはほぼ外国人。
グラスの空き具合を見て「お飲み物は?」と声をかけてくるあたり、違う形態の店のように思えなくもありません。

「今度会う時は、この店集合にしようよ」
Sちゃんは、すっかりこの店が気に入ったようです。

店舗情報

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