5月20日。9時過ぎにコチラの駅で待ち合わせしました
ゴスペル仲間・M氏の企画に手を挙げたのは、リーダーとソプラノのKちゃん、そしてワタクシ。
どこに行くかも知らされていなかった我々、M氏に促されるまま路線バスに乗り込みます。
バスは頻繁に来ているようだけれど、こんなに混み合うなんて!
混雑のあまりに離れ離れになってしまい、LINEで下りる停留所の連絡を取らなければならなかったほど。
10分ちょっとで鐙摺(あぶずり)停留所に降り立ちました。
ココで降りる人が結構多いんですね。
海だぁ~っ!
海なし県が長いワタクシですから、海を見るとコーフンせずにいられないのです(笑)
しかも、水がこんなに澄んでいるとはビックリ。
「ちょっと寄って行きましょう」
そういって、M氏は葉山朝市へ案内してくれました。
「時間が遅いから、あまりモノは残っていないと思うけれど」というとおり、店じまい間近のところが多かったのですが…。
「最後だからサービスするよ」といわれ、2,000円でしらすピザとマグロのたたきなどのセットをお買い上げ。
鎌倉野菜はガマンしたのに、海産物を買ってしまうとは…(苦笑)
衝動買いを終えて3人を追いかけていくと、すぐそこがヨットハーバー。
まさかこんなところから富士山が見えるなんて思ってもいませんでした。
コーフン気味の我々に、M氏が絵になるポジションをいくつか案内してくれました。
桟橋に下り、1艇のヨットへ
大学時代にヨット部に属していたM氏。
仲間と共同出資してヨットを所有していることから、ヨット体験を企画してくれたというわけです。
「さぁ、どうぞどうぞ」
中へ入ると、挽きたてのコーヒーでお出迎え。
木の風合いが感じられる空間は思ったより広く、キャンピングカーよりゴーカに感じました。
「風が強いから、しばらく様子見だねぇ」
ということで、買ってきた差し入れを広げ、しばしまったりします。
ロープが鳴るほどに強かった風も、1時間ほど経って心もち収まったよう。
「じゃぁ、行きますか」
ライフジャケットを付けて出艇です。
港を出てしばらくして、みんな右側に移るよういわれました。
と、エンジンが止まり、白とブルーの帆が大きく左側へ。
帆は風をはらみ、驚く速さでヨットは進みます。
「あれが鎌倉の街」
「その先に見えるのが稲村海岸」
海に落とす(落ちる)かもしれないからと、スマホを船室に置いてきたのが、もったいなくてなりません。
そして、冷えっひえの缶ビールの登場。
飲んで酔ったほうが、揺れで酔うよりいいという説もありますから(笑)
風は気持ちいいし、景色はキレイだし、ビールはオイシイ。
しかし、風でどんどん体温が奪われ、ついには缶を持った手の震えが止まらなくなりました。
たまらず船室に上着を取りに行き、そのついでにスマホも。
引き返し際の富士山と江の島をとらえることができました。
みんな、満喫してる~?
およそ2時間弱のクルージング。
風は秒速15mほどになった時もあったそうで、ベテランの人たちにとっても経験値を高める機会となったようです。
にしても、涙と鼻水が止まらないのはツラかった…。
海の男のおもてなし
桟橋に戻り、焼き肉の昼ごはん。
ホストがまめに準備するなか、ゲストの我々はお気楽に飲んじゃっています。
この日のために新調したというホットプレート。
船内でも安全だし、締めの焼きそばまで焦げる心配なく楽しめるのが酔い。
本当に至れり尽くせりで、企画をとりまとめてくれたM氏をはじめ、ホストのIさん、Kさん、Mさんには大変お世話になりました。
次に乗る機会があるとしたら、風の強くない時に(笑)
施設情報
★葉山港
三浦郡葉山町堀内50
046(875)1504(総合お問い合わせ)
https://www.riviera.co.jp/marina/hayama/