信州十四豚とたっぷり野菜のランチ 【松本てらす(松本市)】

6月17日。梅雨の晴れ間、久々に松本の街へ

少し前からクラフトビールを飲みに行こうという話も出ていたものの、まだビールという気分にはなれない気温。
「そういえば、松本ブルワリーの隣にちょっとしゃれた店がなかったっけ」といって、相棒が検索を始めました。
ランチならそれほど高くはないお値段。
養命酒製造とヒカリヤのコラボというのも興味を引きます。

ちなみにヒカリヤというのは、文化財にも指定されている名門商家をリノベーションしたレストラン。

信州の地産食材を使った日本料理とナチュレフレンチを特色とし、ウェディングでの評判も高いお店です。
東京駅・KITTEにも出店しているので、その名を見聞きしたことのある人もいることでしょう。

アクセス

前の日のうちにネットで席だけ予約して、電車で松本の街へ。
青空は見えるとはいえ、かなりの風の強さです。
よかった、テラス席にしなくて…。

松本駅お城口から歩いて7~8分。
本町と伊勢町のT字路に2018年春にオープンした信毎メディアガーデンも、今や松本の風景のひとつになったようです。

エスカレーターで3階のレストラン街へ。

店内の様子

白い間仕切りで区切られた一角が「松本てらす」
大きなガラス窓から光が入り、開放感を感じさせます。

この店の特色のひとつが、養命酒の原料である生薬の搾りかすを飼料に使った、信州十四(ジューシー)豚。
豚のオブジェにも「14」の番号が付いています。

コンセプトは「城下の台所」
カジュアルななかに感じられる落ち着きは、さすがヒカリヤです。

メニュー

ランチは信州十四豚を使った煮物+手づくり豆腐と小鉢ふたつ、サラダバーが付いたてらす御膳が基本。
メーンを山賊焼やお造りなどに差し替えることで、値段が変わります。
この日の日替わりは生姜焼き。
薬膳角煮にしようと決めていたのに、売り切れといわれてガッカリです。

お飲み物にハー・ハーブスやフルーツとハーブのお酒があるのは、さすが養命酒製造プロデュース!
フルーツとハーブのお酒は、水割り、お湯割り、ロック、ソーダ割り(+50円)が選べます。

しかもハー・ハーブスは、昼呑みだと300円。

いただきます

注文を済ませたら、さっそくサラダバーへ。
県内各地の契約農家で育てられた有機野菜を、思う存分いただけます。
器が選べるのもステキ。

レタスにサラダほうれん草、オニオンスライス、パプリカ…。
どれもパリッとして、命を感じさせます。
ドレッシングに、ニンジンとか塩麹を使っているのもイイ。

■てらす御膳(1,674円)、フルーツとハーブのお酒 ゆずとレモンピール ロック(648円)
ぽってりとした器に盛られた煮物からはホカホカと湯気が。
豚肉はすっかり崩れて原形をとどめていませんが、柔らかく煮えたタケノコやレンコン、ゴボウにしっかりとうまみが染みています。
皮付きのジャガイモもいい香り。
醤油味が強めの煮物に対し、からし菜は塩味、タコの小鉢は甘めの酢味噌でと、味のメリハリも飽きさせないポイントです。
味噌汁のなかにもクタクタに煮えた白菜やダイコンなどがたっぷり。
サラダバーと合わせ、1日分の野菜は余裕でクリアできそうです。

■生姜焼き
相棒が頼んだ日替わりランチ(1,944円)のメーン。
モヤシやニラ、シメジがたっぷりでヘルシーです。
コチラも信州人が好きそうな、少し濃いめの味付け。
薄切りのバラ肉はカリッとして、脂がうんまい。
角煮もオイシイに違いないんだろうなぁ。

店舗情報

松本てらす
ジャンル:薬膳料理
アクセス:松本電気鉄道上高地線松本駅お城口(東口) 徒歩7分
住所:〒390-0811 長野県松本市中央2-20-2 信毎メディアガーデン3F(地図
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情報掲載日:2019年6月16日

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