8月10日。旧軽井沢銀座を上り詰めると、碓氷峠の入り口です
「川が流れているあたりまで行ってみていいかな」
いかにも渓流釣りが好きな相棒らしいひとことですが、そのくらいならたいしたことはなさそう。
旧軽井沢銀座の店並が終わろうとするすぐ先から道は木立に覆われ、風景が一変します。
日差しがさえぎられるおかげで、涼しくなってありがたい。
そんな途中に位置する、軽井沢ショー記念礼拝堂。
静謐な空気にココロが洗われます。
アクセス
涼しい木立のなかから戻ると、相棒が「寄っていかないか」と。
行きがけにも足を止めていたとあって、どうしてもあの品が気になるようです。
ココは旧軽井沢銀座としてはほぼ終着点である一方、旧中山道・碓氷峠への入り口。
峠の茶店の風情を今に残します。
店内の様子
この店の名物は「ちから餅」
あんこやきな粉だけでなく、クルミやエゴマがあるのが山国らしいです。
入り口ののれんも「碓氷峠のちから餅」
色あせすぎず、興ざめするほどに真新しくもない、ほどよい年季の入り加減です。
軒先の縁台席もありましたが、日差しに参っていた我々は迷わず店内のテーブル席をチョイス。
エアコンはありませんが、大きな扇風機のおかげでそれほど暑くありません。
メニュー
ちから餅をふたりでシェアするので十分でしたが、ひとりひと品の注文が必要というので、
メニューを開いて、甘くなくてお腹にたまらなさそうなモノを探します。
う~む、かけそば900円とは、なかなか強気な値段ですな…。
かき氷もそれほど食べたいわけじゃないし、どうしましょう。
いただきます
■ちから餅 から(520円)
相棒ご所望の、ダイコンおろしで食べるちから餅。
ピンポン玉大のお餅が8個、ひとり分のおやつとしては多い量です。
でも、お餅自体は柔らかくてオイシイ。
こんな暑い日に甘いモノだと喉も通らないけれど、さっぱりしたダイコンならするりと食べられます。
「とうげのちからもち」のそれぞれの文字から、こんな歌も詠まれていました。
■ところてん(470円)
どうしても1品頼まなければならず、困った挙句に選んだのはところてん。
なんといっても、ノーカロリーですから(笑)
子どものころのところてんは、箸1本で引っかけるようにして食べるモノだと教わったものですが、コチラの品はブツブツと切れた短いタイプ。
ごはんのように箸に取って口に運び、しっかりかみしめて食べるのは、なかなか新鮮な感覚です。
苦手だった酢醤油も、この暑さではむしろカラダが欲しているような。
このような和系の甘味処で、甘いモノが苦手でも食べられるモノがあるのはありがたいものですね。
店舗情報
あづまや 旧軽井沢店
ジャンル:和菓子
住所:〒389-0100 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢674
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情報掲載日:2020年8月10日