10月2日。3カ月ぶりに上京した相棒のリクエストは
昨年11月にも訪れた、中野坂上交差点そばの「坂上刀削麺」
都区内まで使えるあずさの切符を有効活用するため、今回は東中野駅から1kmちょっと歩きました(笑)
アクセス
東京メトロまたは都営大江戸線の中野坂上駅の2番出口からは徒歩1分。
入り口は奥まっていますが、青梅街道側からも山手通り側からもアプローチすることができます。
店内の様子
前回訪れた時にほぼ満席だったのが信じられないくらいに、お客さんはまばら。
ランチはそこそこ繁盛しているのでしょうが、金曜の夜でこんな様子ではあまりに気の毒です。
メニュー
お目当てはもちろん刀削麺ですが、せっかくだから他の料理もつまんで飲みましょう。
3つ折りになったグランドメニューは、カテゴリー別に分かりやすくまとまっています。
茹で餃子や春巻きもオイシソウ。
粉モノ好きの相棒の目が吸い寄せられます。
麻婆豆腐が野菜料理だとは知らなかった…(笑)
おぉ、肉夾莫(西安風バーガー)もある。
牛肉・羊肉、海鮮料理に唐辛子マークの比率が高いのも、西安料理の系統なのでしょう。
「ズーラン炒め」って、何だろう?
看板メニューの刀削麺は、汁あり、汁無しとバリエーション豊富です。
大盛りサービスなのは、腹ペコさんにとってウレシイですね。
刀削麺のほかに、焼きそばやご飯モノもあります。
でも、ひとりとかふたりで飲むならセットメニューが気楽。
2杯目以降のドリンクが1杯300円(生ビールは450円)で飲めるんですから、利用しないテはありませんよね。
いただきます
相棒はジンジャーハイボール、ワタクシはジャスミンハイでお疲れちゃんの乾杯。
■ピリ辛ソースのよだれ鶏
お肉しっとり。
自家製っぽい辣油がイイ感じになじんでいます。
キュウリは相棒に全部押し付けました。
■豚肉、玉子、きくらげの炒め
グランドメニューにはないお品。
卵はふわっとしているし、キクラゲはぷりぷり。
味付けが濃すぎないのも気に入りました。
えびせんべいもサービスしてくれましたよ。
■焼き餃子
「餃子は熱いうちに食え」が我が家の家訓なので、
他の料理をほっぽって、箸を伸ばします。
とくに主張するところはないけれど、毎日でも飽きないまとまりのいい餃子です。
では、そろそろ本命に行きましょうか。
「ほら、やってるよ」
この様子を見ると、ワクワクします。
■ユーポー刀削麺(880円)、担々刀削麺(880円)
前回食べたのとは別のモノをと、相棒は担々刀削麺、ワタクシはユーポー刀削麺を。
■陳年5年紹興花彫酒 常温(390円→300円)
紹興酒も1杯もらっちゃいました。
担々刀削麺は、ピリ辛なひき肉と練りごま香るスープで万人向け。
コレにはパクチーがなくっちゃね。
ワタクシも聞いたことがなかったユーポー麺。
メニューの英語説明には「Spicy noodle with garlic flavor without soup(ニンニク風味の辛い汁なし麺)」とありますが、丼の半分ほどまで注がれた油に軽くビビります。
トッピングには、ネギとニンニクのみじん切りがたっぷり。
店の人にいわれたとおり、よく混ぜていただきます。
油と唐辛子、ニンニク、ネギがガツンと来る一方で、黒酢っぽいさわやかさも感じられるツウ好みなテイスト。
この味に合わせるには、やはりさまざまな食感が楽しめる刀削麺だと感じます。
後で調べてみたら、ペペロンチーノの中華バージョンともいわれるんですって。