4月16日。6時半で仕事を終えて
同じタイミングで席を立ったチームメンバーのDさんが「一緒に帰りましょう」と、声をかけてくれました。
埼京線ユーザーのDさんは、恵比寿乗り換え。
「はたこさんは、どっちですか?」
「四ツ谷でも、恵比寿でも行けるんですよ」
改札まででは話し足りなくて、同じ方向行きの地下鉄に乗り込みます。
そして、どちらからともなく「飲みに行きたいですよね」と。
でも、「まん防」まっただなかで飲めるところなんかあるのかな。
アクセス
恵比寿に着いて地上に出たのとほぼ同時に、7時を知らせる時報が。
ダメもとを承知で、近くを探してみることにしました。
19時以降も飲める店はあるものの、軒並み満席。
「ココ、どうですかねぇ」と、Dさんが看板を指さしました。
恵比寿駅西口（西側）から左へ進み、アトレ恵比寿西館右脇の通りへ。
ひとつ目の角を右へ入って数10mほどの左手にあるこのビルは、1階から6階までに飲食店が入っています。
店内の様子
上の階から順番に当たってみましょうと、エレベーターで6階へ。
エレベーターホールは、3～4人が立ち止まるのがギリギリの狭さです。
「ふたりなんですけど、入れますか?」
「カウンターならご用意できますので、しばらくお待ちください」
一見空いているテーブルも、予約が入っているようです。
メニュー
何はともあれビールを注文してから、
つまめるモノを見つくろいましょう。
興味の赴くまま頼むには、ちょっとイイお値段です。
冊子のほか、クリアケースに入った本日のおすすめも。
いただきます
■前菜五種（1,000円）、生中ジョッキ（550円）
横長の白いプレートに、左から鴨のスモーク、台湾ピータン、蒸し鶏の葱生姜ソース、ザーサイ、釜焼きチャーシュー。
思った以上に肉々しくて満足度があります。
生ビールが黒ラベルなのは、やはり恵比寿という土地柄ですよね。
カウンターでは、蒸し物用と炒め物用のコンロが背中合わせになっていて、炒め物も手際がイイ。
スタッフ同士のやりとりが中国語のように聞こえて耳を傾けてみましたが、聞き取るには至りませんでした。
広東語だったのかも。
■美双点心（860円）
生ビールを飲み終え、ワタクシはジャスミンハイ（480円）、Dさんはハイボール（550円）を。
海老とニラの蒸し餃子がふたつずつのセットは、ふたりでシェアするのにピッタリです。
半透明の皮のもっちりした食感も、具のぷりぷりもイイ。
■蘿白糕（580円）
甕出し紹興酒のデキャンタ（1,500円）を追加して、大根餅を。
外はカリカリ、中はトロトロ。
こんなに上品な大根餅は、初めてお目にかかりました。
■荷葉糯米鶏（780円）
締めはハスの葉で包んだちまきで。
包みを開きながら、香りのよさにうっとりします。
柔らかめのもち米のなかから、シイタケとお肉がゴロゴロと。
コレ、間違いなくうまいヤツや。
職場の業務改善の話に始まり、お互いの経歴や趣味の話やら。
新しい生活様式が進むにつれ、職場の飲み会がなくなる方向にあるけれど、他愛ない話を通じて、その人が持っている引き出しを知ることができる機会は残ってほしいと思ったのでした。
店舗情報
真不同 飲茶倶楽部 恵比寿店
ジャンル：本場香港式飲茶の店
アクセス：地下鉄日比谷線恵比寿駅 徒歩2分
住所：〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-8-9 京城ビル6F（地図）
姉妹店：真不同 ｜ 真不同 飲茶倶楽部 茅場町店
ネット予約：真不同 飲茶倶楽部 恵比寿店のコース一覧
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情報掲載日：2021年4月17日
