4月8日。コトの始まりは…
相棒が凍結した路面で転倒し、鎖骨を骨折したのは1月半ばのこと。
固定のために入れていた金具を抜く手術の見込みが見えてきたなかで相棒がいいました。
「この状態で空港の金属探知機が反応するか試してみたいから、手術前にどこか飛ばない?」
確かに、この機会を逃したらできない実験。
あれよあれよという間に、湯治部のスペシャル合宿が決まったのでした。
最初にして最大のミッション!?
品川でのランチの後、午後3時半近くに羽田空港で相棒と落ち合いました。
目的地に着けるのはそこそこ遅くなるからと、つなぎの食料を調達し、
いざ、保安検査場へ。
しかし、期待の大きさに反して、見事に何も起こりませんでした。
ちなみにコチラが、後日手術で取り出したブツ。
そうか、このくらいでは反応しないんですねぇ…。
旅の始まりに乾杯
当初の目的はあっさり終了してしまったとはいえ、旅はこれから。
行きつけのあの場所で、景気付けとまいりましょう。
金曜日の昼下がり、我々が入ったタイミングはフライトのはざまだったようです。
「まん防」も解除され、気兼ねなくアルコールをいただける日が戻ってきました。
相棒は一番搾り、ワタクシは黒ラベル。
この時間帯になると窓ぎわのスクリーンが下りているため、飛行機を眺めるのは諦め、座りやすい丸テーブルの席に落ち着きます。
野菜不足になりがちな旅に備えて、トマトジュースもね。
■若廣 焼き鯖すし 8貫入(1,188円)
羽田空港の空弁で5年連続売り上げ1位を誇る、福井県小浜市「若廣」のお品。
「若廣」は、東京駅のグランスタや上野、日暮里のエキュートにも出店しているのだそうです。
黄金色に輝く身は、存在感十分。
ぷぷっ「いつもそばに、もっと鯖に」ですって。
身はムッチリとして、ずっしりと食べごたえのあるお寿司。
間に挟まれた大葉とガリがさわやかです。
では、小腹も整ったところで搭乗口へ。