2022 はたこトラベル創立記念旅行 1章5節「門司港レトロ観光線」

12月16日。九州最北端の駅に思いを馳せて

旅行前、門司港へ行こうと決めてからGoogle Mapを眺めていると、門司港駅の先に路線が伸びていることに気付きました。
九州鉄道記念館駅から、山陽新幹線が通るほぼ真上にあたる関門海峡めかり駅までの2.1km、4駅をつなぐ「平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線」
廃線跡(鹿児島本線貨物支線、田野浦公共臨港鉄道)を再活用し、観光客向けのトロッコ列車を走らせていると知って興味が高まりましたが、休日のみの運行だと分かり、断念するしかありませんでした。

歩いてみた

それでも九州最北端へ続く路線への憧憬は止まず、線路沿いへ出てきました。
草に囲まれながらも、鈍い輝きを放つレール。
休日だけとはいえ、現役で使われている証です。

踏切から振り返ると、左手にレンガ造りの九州鉄道記念館。
時間があれば、ココも見学したかった。

港を過ぎてしばらく行くと、出光美術館駅。
駅というより、遊園地のアトラクション乗り場みたい。

レトロな街並みを過ぎると、線路はしばらく港に平行します。
前方に見えるのは、ノーフォーク広場駅。
ノーフォーク広場というのは、北九州市の姉妹都市、アメリカのノーフォーク市にちなんで名付けられた海浜公園です。

今回、終着の関門海峡めかりへは、時間切れで行くことはならず。
改めて門司港を訪れる機会があれば、コレでぐるっと回ってみたいものです。

おまけ

港で目にしたシュールな像。

門司港は、バナナのたたき売り発祥の地なのだそうで…。

路線情報

★門司港レトロ観光線
特定目的鉄道の制定後、常設の普通鉄道では初の事例として、2009年4月に開通した、九州鉄道記念館~関門海峡めかりの4駅、2.1kmの路線。
施設を北九州市が保有し、車両の保有および列車の運行は平成筑豊鉄道が行う上下分離方式を採用している。
オリエント急行をイメージした青い塗装のトロッコ列車で、休日の10~17時台に1日11往復を運行。
当初の愛称は「やまぎんレトロライン」だったが、ネーミングライツを取得した山口銀行の九州内の営業が北九州銀行に継承されたことにより、2011年に「北九州銀行レトロライン」と改称された。
https://www.retro-line.net/

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