12月16日。行きは在来線で1時間半、帰りは…
松本空港からのフライトでやって来る相棒と合流するまでの間のお出かけでしたが、午後3時過ぎには博多に戻っていなくてはなりません。
なので、滞在時間を捻出するため、少々ゼータクさせてもらうとしましょう。
関門トンネルから駅へ戻ると、ホームには区間快速の二日市行きが入線していました。
811系は、1989年に登場したJR九州初の近郊形電車。
デビューから30年近くが経過した2016年以降、順次リニューアルが行われているといいます。
ピンキングハサミで切ったような縁取りの「CT」ロゴが、リニューアル済みの証。
「クモハ810 1511」の表示も、サイコロみたいでカワイラシイです。
通勤型車両に典型的なロングシートですが、ブルーグレーのシートはクッションが厚めで座り心地がイイ。
14:24、定刻通り発車です。
ひと駅でも利用価値高し
門司港から、3駅13分で小倉。
在来線改札の手前に書かれた大きな矢印に従って、右へと進みます。
博多方面は11、12番線。
「のぞみ」だけでもなかなかの本数が発着します。
東海道新幹線における新横浜のような位置付けだと思っていましたが、利用するお客さんがこんなに多いのは意外でした。
在来線の本数がそれほど多くないから、ということでしょうか。
「のぞみ23号」がホームに入ってきました。
たったひと駅とはいえ、久々の新幹線にコーフン。
ところが、席に座れてホッとしたのもつかの間。
「車両点検のため、しばらく運転を見合わせます」というアナウンスが流れます。
アクシデントもポジティブに
そこで、向かいのホームに入ってきた「こだま847号」へ。
700系新幹線「ひかりレールスター」の「こだま」運用です。
もともと本数が多くなく、さらに減りつつあるという車両。
そうだと分かっていたら、見方も感じ方も変わったでしょうに。
早いうちに「のぞみ」を見限ったワタクシは座ることができましたが、結果的に「のぞみ」からほぼすべての乗客が乗り込んできて、通路までいっぱい。
博多に到着した「こだま847号」は、そのまま博多南行きとなりました。
改札に向けて歩きだすと、小倉でも耳にした「銀河鉄道999」の発車メロディが。
好きだなぁ、この曲…。