12月18日。信州までの道のりは長いですから
ワタクシがきっぷを買うのに手間取っている間に、相棒は向かいの駅弁売り場でお昼ごはんを調達していてくれました。
我々が乗る「のぞみ28号」までは40分ほど。
すっかりあきらめていたおみやげも、駅の構内で買っていけそうです。
有料試飲もある地酒の店
旅へ出るたび「地酒を買って帰りたい」と口ぐせのようにいう相棒ですから、真っ先に酒屋を探したのはいうまでもありません。
あまりにすんなり見つかったから、呼ばれたんじゃないかと思ったくらい(笑)
佐賀の銘酒「鍋島」もありましたが、1升瓶か「蔵自慢」とのセットしかないのが悩ましい。
「交渉すればバラで買えるかもしれないけれど、さすがに4合瓶で3,000円は出せないなぁ…」
なので、福岡の地酒人気ランキングで2位だという「池亀」の純米吟醸を。
無濾過で加水もいっさいしていないというのが酔い。
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「日本選抜」というだけあって、九州に限らず、全国の地酒を扱っているコチラのお店。
レジ脇の冷ケースに並ぶ酒瓶に、量り売り用のバーコードが付いていることに気付きます。
日本酒の有料試飲は、224円/50mlから。
1杯飲っていきたいところですが、そこまでの時間はないので、
駅弁のお供に、このあたりを1本買っていきますかね。
本日2本目の新幹線へ
買い物を済ませてホームへ上がると、すでに「のぞみ28号」は入線していました。
金色に輝く「Supreme」のロゴが特徴的なN700S。
2020年に7月デビューした、JR東海の“最高の新幹線”なんですって。
我々の席は12号車中ほど、3列シートの窓際と中央。
通路側のお客さんが、この時点で乗り込んでこなかったのはラッキーです。
名古屋までは、およそ3時間20分。
始発駅を発車した時の車内チャイムって、どうしてこんなに萌えるんでしょうねぇ。
いただきます
速度が乗ってきたところで、さっそく買ってきたお弁当を広げます。
■長崎街道(1,050円)
佐賀県鳥栖市の中央軒が手がける、旅ものがたり・九州七つ街道めぐり「長崎街道」
ネット上には2014年に実食した記事もある、なかなかの長寿弁当です。
■玄海のかぜ(1,380円)
そしてもうひとつは、6年ぶりに開催された「第13回九州駅弁グランプリ」にエントリーしている「玄海のかぜ」
製造する「みかげ」は、冠婚葬祭の料理や高齢者向け配食サービスも手がける、仕出し料理の老舗なのだとか。
九州駅弁グランプリ:https://www.jrkyushu.co.jp/ekiben/
■長崎ゆうこう クラフトチューハイ(295円)
寶酒造のクラフトチューハイシリーズなら、間違いはないと買ったお品。
九州の柑橘類のおいしさを知ったのも、今回の旅における大きな収穫です。
酸味が強すぎないから、食事の邪魔をしなくてイイ。
かしわめしを真ん中に配した「長崎街道」
煮しめや焼物も、柔らかなイイお味。
「玄海のかぜ」には、アナゴの押し寿司、サバのバッテラ。
ごはんに明太子がトッピングされているのが福岡らしいです。
サザエのつぼ焼きに、サゴシの柚庵焼、松笠いか、さつまあげ、がめ煮、なます…。
お酒のアテとしても十分ですな。
店舗情報
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