2月3日。タンドリーホールゴビ@1,678円ほか
昨年末にたまたま案内したチーズナンの店のカレーがすっかりお気に入りになった、営業のNさん。
お互いに激辛好きであると分かり、一気に気持ちの距離も近づいたように感じます。
「はたこさん、銀座の博品館のカレーってご存じです?」
初めて耳にする名に目をぱちくりさせていると、続けていいました。
「辛いモノ好きのはたこさんに、ぜひ知っていただきたいインド料理の店があるんですよ」
アクセス
予約から何もかもおまかせして迎えた、金曜の夜。
ランチに食べたチーズナンがまだイブクロに重いけれど、インド料理はカレーだけじゃないんだし、問題あるまい(爆)
地籍は銀座ですが、最寄り駅は新橋。
銀座口を出て首都高のガードを目印に進みます。
「あれっ、1本向こうだったっけ?」
不穏なひと言にドキリとします。
丸投げせず、ワタクシも場所を確認しておけばよかった。
首都高のガードをくぐったら、右へ折れて御門通りへ。
銀座のメーンストリートにぶつかるすぐ手前にあります。
子どものころ、都内に住む叔母に連れてきてもらった記憶があるような…。
店内の様子
左手の入り口から入り、エレベーターで6階へ。
ワタクシが外観を撮っている間に、Nさんはズンズンと店へ入っていきました。
後を追いかけると、テーブルにはナプキンの王冠がズラリ。
銀座だとインド料理も高級レストラン仕様なんですね。
メニュー
しっかりした冊子のメニューは、アペタイザーに始まり、タンドリー料理、肉・魚・野菜のカレー、デザート、ドリンクまで十数ページにおよびますが、ふたりしてスパイス料理をつまみながら飲む方針で一致。
(メニューは「食べログ」に網羅されています)
いただきます
■おすすめインド白ワイン ボトル(3,090円)
とりあえず、おススメの白ワインを持ってきてもらって乾杯。
渋味や酸味もなくすっきりとして、飲みやすいワインです。
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■パパド(サービス)
ワインに合わせて、まずは豆のせんべいであるパパドを。
ウリ科アレルギーのワタクシ、キュウリのトッピングに思わず動揺します。
でも、固形物を取り除いた後のソースは、ピリ辛でイイお味。
■サモサ 2P(683円)
スパイスで味付けしたマッシュポテトを三角形に包んで揚げたインドの定番スナック。
生地は少し厚めですが、スパイスの香りがイイ感じに閉じ込められています。
■マッシュルームサグパコラ 2P(683円)
マッシュルームにホウレンソウのペーストを詰めた、インド風のフリット。
半分に割った断面がオサレです。
■パタラニマチリ 2P(1,153円)
チキンティッカやシークカバブは、フツーのインド料理屋でもありそうだからと、できるだけ珍しそうなモノを選びます。
カジキマグロの切り身をスパイスに漬け込み、バナナの葉に包んで調理した一品。
魚のうまみと食感が凝縮したところに、スパイスとバナナの葉がふんわり香ります。
■タンドリーホールゴビ(1,678円)
カリフラワーを丸ごとスパイスに漬け込み、揚げてから窯で焼いているというお品。
メニューの説明を見た瞬間、他のモノが目に入らなくなったほどです。
だって、カリフラワー丸ごとの料理なんて、見るのも聞くのも初めてですから。
縦横に入れた切れ目には、パクチーが散らしてあります。
「スゴ~イ」
コーフンのあまり、まともな語彙が出てきません。
「コレは(も)温かいうちに食べなくちゃ」と、カリフラワー入刀。
表面はカリッと香ばしく、中はホクホク。
絶妙にブレンドされたスパイスが、素朴な素材をごちそうに変えています。
「カリフラワーって、なじみのある食材じゃなかったけれど、コレめちゃめちゃオイシイじゃないですか~」
■おすすめインド赤ワイン ボトル(3,090円)
Nさんとは、激辛好きなだけでなく、どこででも寝られるところやら、文具フェチなところやら、共通項の多さに驚くばかり。
白ワインは瞬く間に空いて、2本目に突入です。
コチラはインドの赤ワイン。
インドな顔が、キョーレツなインパクトです。
■マサラカシューナッツ(316円)
そんなワインには、スパイスで味付けしたカシューナッツが酔く合います。
えっ、もう閉店の時間!?