2023春・オトナの18きっぷ旅 2章8節「オトナ限定、30分一本勝負」【金沢地酒蔵(金沢市)】

4月2日。御所泉 吟醸 源酒@100円ほか

金沢駅では30分の乗り継ぎ。
敦賀では時間を取られて何もできませんでしたから、ココではスムーズにいきたいものです。

「行くぞ!」と、気合いたっぷりの相棒について向かったのは、コンコースに直結するショッピング施設、金沢百番街「あんと」です。
その名の由来は「ありがとう」を意味する金沢弁「あんやと」から。
天井の照明も、加賀藩前田家の梅鉢紋を模しているのでしょうか。

アクセス

金沢の老舗和菓子屋がテナントとして入っている一角を突っ切って「金沢地酒蔵」へ一目散。

石川県オリジナルの酒米「百万石乃白(ひゃくまんごくのしろ)」ののぼりが目を引きます。
その向こうには、杉玉も見えますね。

「酒場放浪記」の吉田類さんも訪れた地酒BARはあいにくクローズでしたが、

物販コーナーのレジ脇には有料試飲機があり、加賀の地酒を試すことができます。
しかも、1杯100円からというお手ごろ価格!

おっと、その前に前足(!)の消毒をお忘れなく。

改めて見わたすと、ユニークなはり紙が店のあちこちにはられています。

「未練と酒は残さない」
なんと潔い言葉なのでしょう。

いただきます

試飲機の上にあるプラスチックカップをセットしてからお金を入れ、好みのお酒の番号を選びます。

■御所泉 吟醸 源酒(100円)
金沢限定、幻の酒。
「原酒」ではなく「源酒」とあるのが興味を引きました。
これまでに遭遇したことのない不思議な味。
かすかなセメダイン臭も独特です。
菜の花のおひたしとか、少しクセのある野菜モノなんか酔さそう。

武内酒造店(金沢市):https://www.ishikawa-sake.jp/p22.html

「次は何にしようかな~」
目を輝かせる相棒の一方で、ワタクシは時間が気になりだしてきました。

■能登路 特別純米原酒 しぼりたて生酒(100円)
どこへ行ってもつい選んでしまう、しぼりたて生酒系。
1杯目よりもダンゼン飲みやすいです。
白身魚とか粕漬けの焼き魚と合わせたい。

久世酒造店(河北郡津幡町):https://www.choseimai.co.jp/

試飲機に入っている銘柄は店内で販売もしていますが、我々の好みに比べると上品すぎるかなと。
それに地酒は、現地の雰囲気が何よりのアテですしね。

店舗情報

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