2023春・オトナの18きっぷ旅 2章5節「赤レンガ倉庫で海自カレー」【5号棟カフェ(舞鶴市)】

4月2日。ふゆづきカレー@950円ほか

丹鉄(京都丹後鉄道)の終点、西舞鶴駅からJRに乗り換えてひと駅。
東舞鶴駅へ降り立ちました。
乗ってきた列車は、折り返しで福知山行きに。
実は、丹鉄に乗らなくとも、18きっぷだけでココまで来られるのです。

2023春・オトナの18きっぷ旅 2章4節「京都丹後鉄道」


自転車を借りて海軍ゆかりの施設を

舞鶴は、横須賀、呉、佐世保と並ぶ、旧海軍の鎮守府のまち。
日本遺産には2023年(平成28)に認定されています。

文化庁 日本遺産ポータルサイト:https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story035/
日本遺産「鎮守府」:https://www.kyugun.jp/nihon_isan/index.html


(画像をクリックすると、公式マップに飛びます)

相棒が行きたがっている自衛隊桟橋まではそれなりに距離があるので、駅前でレンタサイクルを借りることにしました。

三笠通りに出て、舞鶴共済病院の脇から自転車道が整備されています。
1972年(昭和47)に廃線になるまでは、海軍施設への物資輸送のため、東舞鶴駅から赤れんが倉庫群を経て、海軍鎮守府のある中舞鶴へと線路が続いていたそうです。

では、さっそくまいりましょう。
久々のママチャリ、漕ぎにくい…。

登録有形文化財の北吸トンネル。

ガス灯風の照明が付いていたりと、トンネル内部もしっかり整備されていますね。

セブンイレブンの先で、自転車道は国道27号と合流。
赤れんが倉庫群の前に設けられた「#MAIZURU」のモニュメントには、記念撮影を撮る観光客が絶えません。

しかし、ココはいったん通り過ぎて先へ向かいます。

有刺鉄線越しに眺める護衛艦。

うわぁ~、

カッコいいな~。
相棒はすっかり夢中です。

タイミングさえ合えば、艦艇見学もできたんですけどねぇ…。

海上自衛隊舞鶴地方隊 北吸係留所見学可能日:https://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/kengaku/sanbashi.html

横須賀、佐世保、呉に続いて、海自カレー

(画像をクリックすると拡大します)

舞鶴市街地に海自カレーを提供する店は12店舗ありますが(2023年度時点)、自衛隊桟橋とからめてアクセスしやすい店となると、3店舗ほどに限られます。

その中で選んだのが、赤れんが倉庫パーク内にある「5号棟カフェ」
赤レンガ倉庫群は、舞鶴鎮守府の軍需品等の保管倉庫として明治33年から大正10年にかけて8棟が建築され、国の重要文化財にも指定されています。

入り口を入ると、薄暗い空間にひんやりとした空気が流れます。

舞鶴の海軍施設は、上野公園や青函トンネルなどと並んで「日本の20世紀遺産20選」にも数えられているんですね。

「海軍とラムネ」など、海軍にまつわる料理を紹介するパネルも興味深い。

その奥がカフェの注文カウンターになっています。

おしながきはコチラ。

えっ、舞鶴クラフトビールですって!?

いただきます

■かぶきエール(880円)
注文を済ませ、番号が呼ばれるまでの間に、クラフトビールでひと息。
鶴と恐竜を描いたラベルが、独特の世界観です。
注いだ時点でパッと広がる香り。
クラフトビールらしい柑橘香はそれほどでない半面、苦味にコクがあり、黒ビールっぽさを感じます。
でも、製造は舞鶴じゃないんだ…。

■護衛艦ふゆづき特製カレー(950円)
番号を呼ばれて受け取ったカレーは、楕円形の金属の器も趣たっぷり。
サラサラとしたルーに豚こまとジャガイモ、ニンジンが入った、原点を思わせるカレーです。

ジャガイモ、ニンジンが素揚げしてあるのも特色。
給食のカレーっぽいイメージもしますが、後口がそこそこスパイシーです。

横須賀、佐世保、呉に続き、コレにて4カ所の海自カレーをコンプリート。
プレートでいただけたら、いうことなかったんだけどなぁ。

店舗情報

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