フードも本格的なクラフトビールレストラン 【安曇野ブルワリー(安曇野市)】

5月3日。安曇野ホップピッツァ@1,130円 ほか

コロナ禍の行動制限がなくなり、どこへ行っても混むだろうからと、引きこもりを決め込んでいたゴールデンウィーク。
相棒から熱心に誘われ、5連休の初日に電車で近場へお出かけしました。
お昼前の下り列車は、リュック族率高し。
大糸線沿線はやっぱり観光地なのだと実感させられます。

アクセス

さて、穂高駅に降り立ったら、

ロータリーに沿って右へ30秒ほど。

1年ちょっと前に駅前のみやげ物屋が閉店して、クラフトビールの醸造所兼パブになったことは知っていましたが、クルマだと飲めないからと、なかなか足を延ばすに至らなかったのです。

店内の様子

そんな「安曇野ブルワリー」の特色は、ホップをはじめ、安曇野産の原材料にこだわっていること。

定番に加え、季節限定などユニークなビールも醸造しています。

クルマでしか来られない人は、テイクアウトでのご利用を。
また、長野から松本を経由し、南小谷へ至るリゾート列車「リゾートビューふるさと」の停車時間は、ちょっとしたかき入れ時になっているようです。

リゾートビューふるさと:https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/resortfuru.html

店内は、カウンターとテーブルで15席強。

カウンターには、6つのタップが並びます。
鹿の角のレバーも、酔い感じ。

ビールは定番、限定ともに、レギュラーが770円、ラージが1,300円。
3種類を選んで飲み比べられるセットもあります。

ビールのほか、ソフトドリンクや地酒、ワインも。

ランチメニューのウリはピッツァ。
プラス800円でサラダとスープ、レギュラーサイズのビールが付けられるのは、かなりおトクです。

手軽なスピードメニューも各種。
ディナータイムには、フィッシュアンドチップスや山賊焼き、安曇野のニジマスを使った円(つぶら)揚げなども登場します。

カウンター上の黒板メニューも要チェックですよ。

いただきます

■ランチセットA(+800円)、自家醸造3種飲み比べセット(1,000円)
手前はランチセットのビールとミニサラダ、スープ。
オニオングラタンスープの甘みと濃厚なうまさに、ただただ驚きました。
黒豆チョコポーター(アルコール5.0%、ポーター)は、チョコレート感よりも苦味が勝っていましたが、時間が経つにつれてまろやかに。

(左)安曇野エール Sui(アルコール5.0%、ペールエール)
さわやかでスイスイ飲める感じ。
草むらのような、農作業のような香りがして、時間が立つと苦味が立ってきます。
(中央)安曇野フルーツエール(アルコール5.0%、フルーツビール)
安曇野産のリンゴ果汁を使った、濁りのあるヘイジースタイル。
フルーティーではありませんが、後口にシードルのようなリンゴ香を感じます。
変わったタイプなので、万人受けはしにくいかも。
(右)みずぐるま ふきのとうエール(アルコール4.0%、ペールエール)
4月28日に発売されたばかりの限定醸造品。
近づけた時の香りも、口に含んだ時の苦みも笑ってしまうくらいにフキノトウです。

■わさびコロッケ(380円)
あづみの食品と松本大学が共同開発したというお品。
しっかりとしたワサビの香りのわりに、刺激は抑えられていて親しみやすい味です。

■安曇野ホップピッツァ(1,130円)
ビールの原材料になっている安曇野ホップを使ったユニークなピザ。
ピザ窯で焼きあげた生地は、香りがよく、モチモチとしています。

フレッシュなトマト感に、ホップとオリーブという、タイプの違う苦味の組み合わせが実にシブい。
この魅力は、オトナにしか分からないだろうなぁ。

■安曇野野菜スパイスカレー(1,100円)
複雑に絡み合ったスパイスの香りと、トロトロに溶け込んだ野菜の旨味。
安曇野産のブランド米、風さやかのしっとりした食感によく合います。

クラフトビールを飲み比べる楽しみもさることながら、料理のおいしさはビールのお供をはるかに超えるレベル。
今度はハンドルキーパーでもいいから、夜に訪れたいものです。

店舗情報

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