秋の味覚と鐵分補給 in 2023 3章2節「カフェ☆井原鉄道」

10月1日。オサレなボックスを持ってGo!

美観地区の散策から戻ると、1階のロビーラウンジでは朝食の提供が始まっていました。
しかし、コチラのお宿は、ロビーラウンジのドリンクやテーブルを利用するのに、テーブルチャージとしてロゴタンブラーを提示しなければならないシステム。
アフタヌーンティーの恩恵を受けられなかった我々にとって、朝食のためだけにひとつ1,000円もするタンブラーを買うのでは割が合いません。

なので、朝食はあらかじめテイクアウトで予約を入れていました。
テーブルに整然とスタンバイしている紙袋。

そのひとつを受け取って、チェックアウトします。

アクセス

せっせと歩いて倉敷駅に着いたのは、7時20分ごろ。
コインロッカーに荷物を預けたら、ちょっくらお出かけです。

本日のミッションは、総社(岡山県総社市)~神辺(広島県福山市)を結ぶ、井原鉄道。

倉敷からは、昨日乗ってきた伯備線で折り返します。
始発駅の総社まではふた駅ありますが、そこまで行ってしまうと乗り継ぎがかなりシビアになるため、ひと駅手前の清音(きよね)で下車。
重複区間は乗ったとみなして、問題ないですよね。

手売りのきっぷ、1両編成の列車

「井原鉄道線へ乗り換え」の表示を見て、外へ出ましたが、

その先に案内らしいものは見当たりません。
「乗り換え、どこだ!?」

でも、駅の外観を押さえようと、少し離れて気が付きました。
井原鉄道の清音駅は、出てきた場所からは左後方。
待合室を突っ切らず、左側の出口から出なければならなかったのです。

さて、気を取り直して。

跨線橋から、1両編成の列車が止まっているのが見えました。
星空をイメージしたラッピングのスタートレイン。
しかし残念ながら、総社行きのこの列車に乗るわけにいきません。

階段を降り、改札へ向かいます。

券売機も自動改札もなく、使えるのは現金のみ。
「神辺(かんなべ)まで2枚」

発券されたきっぷも、車内での乗り越し精算で見るような、ぺらぺらのレシートです。

2番のりばに、8:00発の神辺行きが入ってきました。

ステンレスの車体に黄緑と赤、青紫の帯が入った、IRT355形気動車。
IRTは、井原鉄道の列車を意味する「Ibara Railways Train」の頭文字から、355はこの車両の出力355PSから来ているのだそうです。

いかにも「鐵」な人々ともに、1両編成の車両に乗り込みます。

高梁川橋梁へ

クロスシートを確保したら、相棒はすぐさま運転席の脇でがっつりとかぶりつき。

列車はスピードを上げていき、

伯備線を立体交差でまたぎます。
カーブの先に見えるのが、相棒がこの路線で最も楽しみにしていた高梁川橋梁です。

井原線の高梁川橋梁は、長さ716mのトラス橋。
・カーブをしながら橋梁にかかり、途中直線区間を経て、再度カーブをしながら高梁川を渡りきる
・橋梁上は716mの全線ロングレール
・構造材料が全部無塗装対候性の鋼材
という珍しい特徴を持ち、平成5年度の土木学会技術賞奨励賞に選定されています。

デジタル岡山大百科:https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/kenmin/M2013101415240466074/kyouryou.html

いただきます

沿線最大の見どころに満足したところで、「カフェ☆井原鉄道」のオープンとまいりましょう。
ひとり分のセットには、ランチボックスと紅茶のティーバッグ、カップスープが付いていますが、お湯が補給できないため、倉敷出発前にコンビニでコーヒーを入手していました。

ランチボックス、オープン♪
2種類のサンドイッチとポテサラ、フルーツが入っています。

萌え断なサンドイッチは、焼き肉とシャキシャキ野菜でボリューム満点。

トレーを預け荷物に入れてしまったのは失敗でしたが、窓辺のテーブルが使えたのは幸い。
コーヒーも落ち着いて飲めますね。

特別車両にも出合えました

総社と神辺のほぼ中間の矢掛駅では「夢やすらぎ号」と「アート列車」と遭遇。
「夢やすらぎ号」は、あの水戸岡鋭治氏の設計・デザインです。

「アート列車」は、大原美術館の所蔵作品を車両の内外にラッピングした特別車両。
気になっていた車両だったから、ちらりとでも見られたのはラッキーでした。

そして、子守唄の里高屋~御領間で広島県に入ると、5分ほどで終着の神辺。

改札を抜けた先が、JR福塩線のホームになっています。

5分の待ち合わせで、「末期色」塗装の国鉄型105系電車がやってきました。

福山までは3駅、13分。
昨日の木次線、芸備線と違い、生活に根ざしている感じがします。

福山での滞在は、およそ30分。
ちょっとだけ福山城観光をした後、

駅ナカの売店でおやつを買って、倉敷へ戻る山陽本線に乗り込みます。

■JR PREMIUM SELECT SETOUCHI 岡山白桃(214円)
瀬戸内育ちの果実でつくったCHI-HIシリーズの岡山白桃。
かなりオイシかったので、1本しか買わなかったのをちょっぴり後悔です。

JR PREMIUM SELECT SETOUCHI:https://jrsn-okayama.jp/topics/116

路線情報

★井原鉄道井原線
総社(岡山県総社市)~神辺(広島県福山市)の15駅、41.7kmを運行する第三セクター鉄道。
国鉄井原線として建設が進んでいたが、国鉄再建法により建設中止となった後、岡山、広島両県と周辺自治体が中心となって開業にこぎつけた。
JR西日本との重複区間である総社~清音間を除いて、全線単線、非電化。
1999年(平成11)の開業以来、自社のIRT355形のみで運行されており、スタートレインやアート列車などの特別車両も話題となっている。
https://www.ibara-railway.co.jp/

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