「予定ハ決定デハナイ」の瀬戸内旅 3章1節「桃太郎の多角経営(笑) 鉄道編」

9月2日。夜も明けぬうちに起きだして朝活です

前の日の夕方、ホテルでひと休みしていた時に、窓から外を眺めていた相棒が「気動車も入ってきているんだ」と。
Google Mapで調べ、その路線が吉備線であること、吉備線が「桃太郎線」という名称になっていることが分かりました。
沿線には、羽柴秀吉の水攻めで知られる(らしい)備中高松城があるとのこと。
相棒が見たいといっていることだし、朝ごはん前に行ってみるとしましょう。

5時ちょっとにホテルを出発。
駅直結のありがたさを感じます。

静かなコンコース。
のわりに、人が動いているのが意外でした。

電光掲示も「桃太郎線」

いざ、乗車

ICカードが使えないという注意書きもなさそうだしと、Suicaで改札をくぐったところ、相棒がきっぷを2枚買ってきたため、窓口で入場記録を取り消してもらいました。
もっとも、ビジュアル的にはこのほうが映えるのですが(笑)

「も~もたろさん、ももたろさん♪」のメロディが流れるなか、1両編成の列車がホームに入ってきました。

ドアは押しボタン式。

ボックスシートで窓も開く、趣のある車両。
化粧室近くだけがロングシートになっています。

岡山~備前三門~大安寺~備前一宮~吉備津~備中高松と、5駅21分のささやかな乗り鉄。
明けていく空を眺めながら、ディーゼル独特の振動に身をゆだねます。
といっても、揺れはほとんど気にならないほど。
わずかこれだけの距離で、地名が「備前」から「備中」に変わるのも興味深いです。

ホームに降り立ち、乗って来た列車を見送ります。

自動改札に切符を入れようとしたら、回収箱かいっ(笑)

一帯はほぼ住宅地で、駅のまわりにコレといったモノもないようですが…。

路線情報

★吉備線(桃太郎線)
岡山~総社の10駅、20.4kmを、キハ40形および47形で運行
「桃太郎線」の愛称は、2016年3月26日に導入。

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村