10月8日。塩シュー@180円 ほか
「3連休中に、穂高にあるパティスリーへ付き合ってくれないか」
どうしてそんなコトをと不思議に思いましたが、相棒いわく、朋友に会う時の手みやげに焼き菓子を持って行くため、元パティシエの同僚にオイシイ店を尋ねたところ、「アレグリア」というケーキ屋さんを勧められたとのこと。
ちなみに彼女がおススメする店のなかに、信濃大町の呑み歩きの折に立ち寄った「藤長」も入っていたのだそうです。
アクセス
松本市と大町市を結ぶ国道147号は、安曇野市穂高地籍に入ってほどなく、旧道(塚原穂高停車場線、県道309号)と分岐します。

分岐を左に進んで2km弱。
南小学校入口交差点の先、穂高神田町簡易郵便局の手前に、数台分の駐車場のある店舗兼用住宅があります。

看板も一応掲げられているとはいえ、店の名は木製のフェンスとほぼ同化してしまっています。
花粉症のクスリかと思うような店の名ですが、「アレグリア」とは、スペイン語で「喜び」の意味だそうですよ。
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店内の様子&メニュー

窓辺には、数種類のフィナンシェ。
パリの金融家たちが、多忙ななかで背広を汚さずつまめるようにと考え出されたお菓子だといいます。
インゴットを模した形も縁起がイイ。

壁際のチェストの上には、クッキー類。

「手みやげにはできないけれど、塩シューもおススメなんだって」と。
Instagramで紹介されていたタルトタタンも買っていきましょ。
いただきます

■紅玉のタルトタタン(450円)、塩シュー(180円)
帰宅してさっそく、コーヒーを入れていただきます。

塩シューの表面はザクザクとして、表面の粉砂糖が雪のよう。

クリームは、ゆるめに立てた生クリーム系です。
「あ、ホントにしょっぱい」
そのつもりで食べているのに、脳ミソがバグります。
雪塩ちんすこうと通じるところもあったりして。

■紅玉のタルトタタン(450円)
密度が詰まった生地に、しっとりとしたリンゴがゴロゴロと入って、重量感のあるケーキです。
側面のカラメルがしっかり甘い分、それ以外の甘さが控えてあって食べやすい。
この店はずっしり系のケーキが得意であろうことをうかがわせます。

■フィナンシェ 抹茶(220円)、チーズサブレ(350円)
そして日を改め、焼き菓子をいただきました。

チーズサブレは余計な甘みがなく、ブラックペッパーが酔いアクセント。
赤ワインが合うオトナな味です。
一方、抹茶のフィナンシェは、むせかえるくらいに抹茶の風味が濃厚。
でも、リサーチという点では、ベーシックなモノのほうが向いていたかもしれませんね。