11月3日。ジェムソンスタンダード ハイボール@580円ほか
月末月初に加え、金曜日が祝日で稼働日が1日少ないということで、ドタバタだった1週間。
やるべきことを何とかやっつけた帰りの電車のなかでメールを開くと、HOT PEPPERグルメからごほうびが届いていました。
すっかりおなじみとなった、ギフト割引。
今回は、11月2~15日に使える1,500円分です。
明日からの3連休、引きこもって旅行記で煮詰まるつもりでいたけれど、ちょっとくらい息抜きしちゃおうっと。
アクセス
20店舗の指定店舗のなか、ネットでひとり予約ができ、定期券が使える範囲を条件に選んだのは、京王八王子駅近くの洋風居酒屋「呑食ウイスケ」
きちんと食事ができそうなことが、決め手になりました。
JR八王子駅北口から、東放射線アイロードで京王八王子駅方面へ。
京王八王子ショッピングセンターの手前で右に入ると、右手に明かりに浮かび上がった白っぽい看板が見えます。
「KARAKU(家楽)」という中華料理の店の2階が「ウイスケ」
ピンク系の看板に思わずドン引きしましたが、気を取り直して行きましょう。
店内の様子&メニュー
階段を上っていくと、入り口の手前にGIOSの青い自転車。
空色に塗られたドアのガラス越しに、ウイスキーがたくさん並んでいるのが見えます。
「いらっしゃいませ」
いきなり中からドアが開いたから、驚いちゃいましたよ。
店内に入って左手がカウンター、右手がテーブル席。
控えめな照明が、隠れ家感を醸し出しています。
にしても、驚くばかりのウイスキーの充実度です。
ドリンクメニューは、基本的なモノを集約して1枚に。
それ以外のウイスキーは、それぞれのボトルの背面に1ショットとハーフの値段がシールではってあります。
「角ハイボールは飲むんですけど、それ以外は全然分からなくて…」
「角を飲まれるということは、日本がウイスキーづくりのお手本にしてきたスコットランドが飲みやすいですよ」
相談しやすいこの雰囲気、酔い感じです。
一方、フードは軽いモノから順に一品料理、野菜、魚介、肉、麺と並んでいます。
「シェパーズパイっていうのが、気になっていたんですよ」
「焼き上がりに時間がかかりますので、先に焼き始めますね」
いただきます
■ジェムソンスタンダード ハイボール(580円)
アイルランドでお酒というと、セントパトリックデーの緑色のビールしか知らなかったのですが、スコットランドとともにウイスキーの名産地であるとのこと。
戦争やアメリカの禁酒法の制定などの影響で一時的に衰退したものの、最近になって蒸留所の復興が進んでいるのだといいます。
角よりもサラッとしてクセがなく、初心者にも飲みやすい味。
アイリッシュウイスキーの定番ともいえるジェムソンが、ワークパンツのDICKIESとコラボしたラベル。
ブルーと白い点線がジーンズっぽいイメージです。
■お通し、オリーブ漬け(300円)
お通しには、福生でハムをつくっているところのペッパーポーク。
オリーブ漬けをかじりながら飲んでいると、ツウなオトナになれたような気がします。
■シェパーズパイ(980円)
シェパーズパイは、ミートソースとマッシュポテトのグラタン。
筋跡を付けて焼き上げた様子が、木の断面のようにも見えます。
シンプルな味でアツアツはもちろん、ある程度時間が経ってからでもオイシイ。
箸で少しずつ削り取って食べられるのも、お酒のお供向けといえそうです。
偶然なのか、導きなのかは分かりませんが、信州人のワタクシの前に並んでいたのは、信州・駒ヶ根に蒸留所を持つ、マルスウイスキー。
となれば、2杯目はコチラからで決まりです。
熟成させる樽によって風味が異なるシングルモルトにもココロひかれましたが、食中酒に向けにブレンデッドウイスキーをハイボールで。
■HHAE(780円)
マルスウイスキーが鹿児島に開設した蒸留所でつくった、鹿児島限定の商品。
信州のウィスキーとしては変化球ですが、昨年、鹿児島を旅したのが興味をそそった要因になりました。
南から吹く風を意味する南風(はえ)に由来する、南国らしいイメージのウイスキー。
ほどよくクセのあるところが芋焼酎に通じるようで、結構好き。
「ウイスキーで旅をするってのも、楽しそうですよね」
「そうですね、日本各地もありますし、世界のいろいろなところにありますからね」
今度は、台湾のカバラン狙いで行ってみたいと思います。
|