秋の味覚と鐵分補給 in 2023 2章4節「門前町でモーニングコーヒー」

9月30日。オリジナルブレンド@500円

神社に興味のないワタクシですが、出雲大社へ行くのであれば、訪れてみたい場所がありました。

それは、二の鳥居から信号を隔ててはす向かいにあるスターバックスコーヒー。
島根県内のスタバは5店舗、うち3店舗が出雲市内にありますが(2023年10月時点)、出雲大社のおひざ元にあるこの店舗は、「和と洋の縁結び」をテーマとしたデザインを特色として打ち出しているのです。

スターバックスコーヒー 出雲大社店(公式サイト):https://store.starbucks.co.jp/detail-1208/

出雲大社の拝殿まで往復して戻ってくると、ちょうど開店時間の8時半。
しかし、店内でお茶するには時間が足りないし、テイクアウトではせっかくの雰囲気も味わうことができません。
こういうところは、時間にゆとりを持って来るに限りますね。

コーヒー難民と思いきや…

神門通り沿いにコーヒーの飲める店はいくつかありますが、その多くが9時以降のオープン。
コーヒー豆を焙煎する香りに誘われるも、開店前だと分かってガッカリさせられた店もありました。
スタバの近くのファミマを逃すとコンビニもないし、コーヒーは出雲市駅まで戻ってからかな…。

出雲大社前駅まで戻り、一の鳥居のほうへも少し散策してみましたが、チェックを入れていたベーカリーを含めて、開いている店の気配はありません。

いや、ありました!
立派なマツの木のたもと、しめ縄柄を白く染め抜いた紺色の垂れ幕が凛と映ります。

右手の入り口前には、モーニング&ランチの看板。
駅の目の前で朝6時半からやっているというのは貴重です。

「一杯いかがですか」という悪魔のお誘いをグッとこらえ、

左手の物販コーナーで、どんなお酒が買えるかを物色します。

冷ケースのなかで最も存在感を示している「誉 池月」は、昨晩の「ツバメヤ」でも扱いのあったお酒。
「コレって、どうやって読むんですか?」
相棒がラベルに書かれた醸造所の住所を指して、スタッフのおねえさんに尋ねました。
「『おおちぐん(邑智郡)』ですね。『おおちぐん、おおなんちょう(邑智郡邑南町)』」
県中部の内陸に位置し、豪雪地帯にも指定されている町。
こんな機会でもなければ、読み方を知ることもなかったかと。

池月酒造:https://ikezuki.com/

一方、ワタクシはカフェでテイクアウト用のコーヒーをオーダー。
注文を受けてからドリップで淹れてくれます。

きっぷも買ってあるし、駅の待合室でコーヒーを飲んでのんびりしようとしたところ、相棒が「ちょっと行ってくる!」と。

神門通りで見つけた俵まんぢうが、どうしても気になっていたようです。

09:08発の川跡行きを逃すと、次は約30分後。
なかなか相棒が戻ってこなくて、やきもきします。
ほら、急いで急いで。

■オリジナルブレンド(500円)、俵まんぢう(140縁)
セーフ!!
ガランとしたロングシートの車両は、さっそくカフェになりました。
コーヒーは酸味のあるサラッとしたタイプで、

カステラ生地と白あんの、素朴なおまんじゅうとよく合います。
もっとも、あんこが苦手なワタクシは、生地をひとかけ味見したに過ぎませんが(爆)

店舗情報

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