11月8日。八王子みそ汁@500円
本来の業務がにわかに忙しくなってきたばかりか、3連休明けは連日仕事帰りに用件が入ってノンストップの1週間。
この日は比較的早く用件が済んだとはいえ、帰ってからまともにごはんにするのはしんどすぎます。
水曜日は「エキナカSuicaの日」でJREポイントが2倍貯まるし、お総菜でも買って帰りますかねぇ…。
アクセス
エキナカの総菜屋をのぞくも、食べたいと思えるモノがなく、あきらめて最寄り駅まで帰ってきたところ、待てよと。
水曜日の夜といえば、以前訪れたやさい料理の店の店主から、西八王子駅北口近くで直売所を開いていると聞いたのを思い出します。
西八王子駅北口を出て左側へ道なりに。
ひとつ目の角を左に折れ、ローソンを過ぎた先に「Azzurro plus81」という、自動車販売を主事業とする小さな会社があります。
でも、初めて通りかかった時から、その店先に立つ「八王子みそ汁」ののぼりが気になっていましてね…。
暗闇のなかに浮かび上がる明かりに、ホントにこの時間に野菜の直売所が開いているんだと。
しかも、これだけにぎわっているのは、それなりに定着している証といっていいでしょう。
店内の様子&メニュー
「お帰りヤサイ」の看板のもとには、ズッキーニやら、ハクサイやら、モロッコインゲンやら…。
隣に止まったバンでは、富士山麓で育てたクレソンを生産者自ら売りに来ていました。
PayPayや楽天ペイ、d払いのほか、八王子の期間限定デジタル地域通貨「桑都(そうと)ペイ」も使えるんですね。
直営農場や市内生産者の野菜、おススメの野菜などを販売する「西八★ベジナイト」
「週1日から火、水、木の週3日に営業日を拡大したんですよ」
あの時の店主は、ワタクシのことを覚えていてくれたようで、にこやかに声をかけてくれました。
おやさいを使ったおかずも各種。
なかでも、ワタクシの関心はコチラに吸い寄せられます。
「温かいのをご用意しますよ」
「じゃぁ、ひとつくださいな」
火にかけた鍋にあらかじめ下ごしらえをした野菜を加えて、くつくつと。
5分ほどで容器いっぱいに移して、ふたをしてくれました。
ぬくもりを手に感じながら持ち帰る数分にも、シアワセな気持ちになります。
いただきます
■八王子みそ汁(500円)
ごはんとみそ汁だけで済ませるつもりでいましたが、温かい気持ちに触れ、おかずを一品つくる気力を取り戻しました。
紙製の容器はレンチンも可能ですが、ちょっとしなっとしてしまって心もとない(苦笑)
たっぷりのネギの下には、歯ごたえを残した赤カブと白いカブ、モヤシ。
ダイコン菜もシャクシャクとしてイイ風味です。
底のほうには、しっかり煮えてホロホロになったダイコンとニンジン。
食べ進むと、ホコホコで甘いカボチャも出てきました。
魚介や野菜の自然な出汁を生かし、味付けも控えめ。
夜遅い時でも、罪悪感なく食べられるごはんです。
店舗情報
★西八ベジ★ナイト
八王子市千人町3丁目1-7
Azzurro plus81合同会社前で、火、水、木曜の夜(午後5時~9時くらい)にオープン