4月6日。ご褒美ランチset 2種カレー@2,600円 ほか
小川町に着くまでの間に、Google Mapで昼ごはんの目星を付けておきました。
ココロひかれたのは、「小川ぐらしの茄子おやじ」と「強い女」の2件のカレー屋。
さらに調べてみると、小川町は個性派カレーという観点でもおもしろい町のようです。
おいでなせえ小川町「個性派ぞろいの“小川町のカレー”4店を食べ歩く」:https://ogakuru.jp/column/orijinal-curryshops_ogawa
アクセス
2つの候補のうち、「晴雲酒造」へ向かう道中にあることから、ターゲットにしたのは「強い女」
相生町交差点から街道の名残を残す通りを西へ歩いていくと、駐車場が裏にあることを示す矢印が出ています。
古民家の間口を深い藍色でペイントした店構え。
シンプルなラインで描いた横顔が、強い女のイメージでしょうか。
さっそく入ろうとしましたが、ちょうど満席になってしまったところ。
しばらく入れそうにないので、ウェイティングリストに名前とケータイの番号を書いて、連絡を待つことにしました。
我々が店に入ってからも待っている人がいたし、酒蔵見学の前にのぞいてみたのは正解です。
店内の様子&メニュー
小川町に移住してきたオーナーとシェフが「カレーは肉料理です」をキャッチフレーズに、2019年にオープンしたスパイスカレーの店。
カウンターとテーブル席、奥のスペースを合わせて26席があります。
隣のスナックのほか、スパイス研究所やゲストハウスを運営していたりと、まさにエネルギッシュ。
つい先月には、熊谷にも新店舗をオープンしたそうですよ。
「コチラのお店のご利用は初めてですか?」
早々にスタッフがメニューの説明をしてくれました。
おススメは、2種または3種のカレーをはじめ、スパイス出汁、うずらのピクルスほか、自慢の品をワンプレートに盛り込んだ、ご褒美ランチset。
2,600円~という強気な値段に驚きますが…。
無水チキンカレーは、大量のタマネギとトマトの水分で鶏肉にゆっくり火を通し、ホロホロになるまで煮込んだパキスタンを代表する料理のひとつ。
スパイスの辛味とワインビネガーの酸味を利かせたポークビンダルも魅力的で、ひとつに絞ることなんてできません。
それに、小川町を中心とした地物の野菜でつくる副菜も味わってみたいので、ひとつはご褒美ランチsetで決まりです。
いただきます
■ご褒美ランチset(2,600円)、2種カレー(2,100円-スパイス出汁なし200円)
そんなこだわりの店だから、時間の流れ方もゆっくり。
注文から提供までに20分ほどを要しました。
おぉっ、いかにも「映える」カレー!
海のようにまわりを取り巻く薄黄色がスパイス出汁。
豆をベースとした、ネパール料理のダルのようなソースです。
ごはんは、埼玉県産の「彩のきずな」とインド産のバスマティライスをブレンドすることっで、日本米独特のもっちりした食感と、長粒米との形状の違いでできるすきまで空気感のある食べ心地を実現しているとのこと。
黒く仕上げるための竹炭パウダーで、腸内環境を整えたり、デトックス効果も望めるんですって。
まずは、ポークビンダルから。
口当たりはねっとり甘くてマイルドでありながら、後からじんわりとスパイス感が広がります。
薬膳系が好きなワタクシには、かなりツボ。
無水チキンカレーも、カレーというよりは野菜とスパイスで鶏肉の旨味を増しているといった感じ。
うん、これなら確かに「カレーは肉料理」ですわ。
また、お好みで岩塩を振るのもおススメだそうですが、
■食べる香るスパイス(100円)
クミンやカルダモン、ブラックペッパーなどのオイル漬けをトッピングしても、ひと味違った楽しみ方ができます。
うずらのピクルスも、ふたりでシェア。
■コーヒーとブラウンカルダモン酒(単品700円)
ほろ酔いついでで、ご褒美ランチsetのドリンクを+300円でアルコールに変更しちゃいました。
甘味がなく、ガツンと硬派な味。
砂糖を入れずに、どうやってコーヒー成分を浸出させたんだろう?
温かいお茶とともに、デザートのガトーショコラを。
フェンネルシードの香りがスッキリします。
でも、小川町グルメはまだ終わりませんよ。
“彩の国で「花より団子」 その4【CURRY & NOBLE 強い女(比企郡小川町)】” への1件の返信
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