4月19日。石油王が贈る貴族コース@3,000円ほか
4月後半に入って、HOT PEPPERグルメから今月2回目のギフト割引が届きました。
これまで都内滞在時のひとりごはんに重宝してきたギフト割引でしたが、今回は「税込2,000円以上のコース予約」の条件付き。
ひとりで予約できる店は限られているし、ひとりで予約できてもコースが2,000円に満たなかったりで、条件を満たせる店はなかなか難しい。
そんななかで救いとなったのが、「石油王のスパイス酒場」というユニークな名前の店でした。
アクセス
JR八王子駅北口からペデストリアンデッキへは進まず、すぐに地上に下りて左へ。
金券ショップ手前の抜け道を抜け、飲み屋街を西へと進みます。
道はいったん突き当たりますが、すぐ右側に延びた道をまっすぐ。
このあたりは「一二三横丁」というようです。
東横インの真裏手前、「石油王のカレー」と書かれた看板が浮かび上がります。
白いのれんの両脇には、「ちょっぴり王様気分で」「シメにカレーが新しい」と。
ゴールドで書かれた「酒」の字もゴージャスな印象です。
店内の様子&メニュー
階段を上っていくと、入り口の手前にカレーのアップの写真とともに「無添加。」と書かれた垂れ幕がかかっています。
化学調味料不使用、グルテンフリーのカラダへの気配りがされたカレー。
やっぱりカレーって、健康食ですよね。
案内されたのは、窓際奥の4人用テーブル。
カウンターの奥のテーブル席からは、にぎやかな声が聞こえてきます。
空いていると思った席も、あれよあれよという間に満席。
「ご注文はいかがなさいますか?」
おかしいなぁ、飲み放題付きのコースで予約しているはずなのに…。
でも、飲み放題に1,500円と2,000円の2種類があると分かって合点がいきました。
生ビールがなきゃダメというわけでもないし、1,500円のほうで十分。
ギフト割引分がそのままお酒代になるという勘定です。
いただきます
■翠ジンソーダ
最初の1杯は、最近のお気に入りで。
飲み放題の選択肢に入るようになったのは、ありがたいことです。
■生ハム入りシーザーサラダと殻付き海老の南蛮漬け。
ル・クルーゼのピンクのプレートにふた品を盛り合わせて。
前菜的な位置づけでありながら、結構なボリュームです。
ドレッシングに、ほんのりスパイスが香りますね。
■トリュフ香るポテトフライ
湯気とともに立ち上る香りは、確かにトリュフ。
油っぽさがなくほこほこで、お腹にたまってしまうと思いつつ、箸が伸びてしまいます。
添えてあるマヨを付けるのも美味ですが、
八幡屋磯五郎でブレンドしたガラムマサラで食べるのが、個人的にめっちゃツボ。
このガラムマサラは、販売もしています。
■鶏むね肉のよだれ鶏ソース
しっとり仕上げた鶏むね肉を、ちょっぴり痺れるソースで。
■サンマの竜田揚げとレンコンのはさみ揚げ
サンマはふっくらだし、レンコン自体がおいしい。
衣自体が軽くて、素材を感じられます。
だいぶお腹が埋まってきたけれど、締めのカレーまでたどり着けるだろうか…。
■ジムビームハイボール
レモンとライムが選べますが、どちらもなしで。
翠ジンソーダも酔いけれど、食事の邪魔をしないのはハイボールですね。
■締めのカレー
口当たりは甘め。
タマネギの甘酢漬けとしば漬けのみじん切りが彩りになっています。
ガラムマサラで痺れをプラス。
イブクロはかなり限界に近づいていますが、スパイス効果と油っこくないのとで、意外と食べられちゃいます。
■ジムビームハイボール 氷抜き
ジムビームハイボールが空いたところで、もう1杯。
氷抜きを頼んだら、ツウだと思われてしまったらしい…。
■グラスワイン 赤
ハイボールに手を付けたばかりですが、「お飲み物のラストオーダーです」といわれて赤ワイン。
カラダにも環境にも優しいビオワインなんですって。
マハラジャのイメージもあって、ゴリゴリのインド料理を想定していましたが、素材感を生かしたなかにスパイスが香る、品のいい料理ばかり。
石油王のおもてなし、しっかりたんのういたしました。
