SLパレオエクスプレス、リベンジを図る その4「三峰口で腹ごしらえ」【三峰そば(秩父市)】

6月9日。しゃくしなそば@550円ほか

熊谷を出発してから、およそ2時間40分。
「パレオエクスプレス」は、終着の三峰口に到着しました。

乗客を降ろして早々、機関車だけが切り離され、奥へと走っていきます。

三峰口は「関東の駅百選」認定駅のひとつ。

木造の駅舎が、1930年(昭和5)の開業当時の面影を残します。

隣接の観光トイレが工事中のため、お手洗いは30mほど白久寄りにある仮設トイレへ(2024年10月末まで工事予定)
フェンスの向こうに、機関車(炭水車)の上で作業員が石炭をならす光景が見られました。
80歳のおじいちゃん機関車もひと休み、我々もひと休みとまいりましょう。

秩父名物とオリジナルメニューを

当初の計画では、荒川を挟んで北の集落にあるジビエの店へ行くつもりでしたが、雲行きが怪しくなってきたのと、転車台での機回しが見たいということで、近場で腹ごしらえを済ませることにしました。

駅の向かいにもそば屋がありますが、せっかくなら駅そば。
乗務員も並ぶ店ですから、間違いはないでしょう。

そばは今上天皇に献上したという「せきた」の特挽地そば。
天ぷらそばや月見そばといった定番のほか、秩父にちなんだメニューも並びます。
三峰山そばにしようと意気込むも、天ぷらが売り切れという声が聞こえてきてガッカリ…。

ならば、ひとつは秩父鉄道のオリジナル「SLパレオカレー」を使ったカレーうどんで。

しゃくしな漬というのも初めて聞いたことだし、しゃくしなそばを試してみましょう。

店内はコンパクトにまとまっていて、おばちゃんひとりが手際よく切り盛り。
支払いは現金のみとなっています。

■SLパレオのカレーそば(650円)、しゃくしなそば(550円)、みそぽてと(250円)
秩父名物、秩鉄名物をダイジェストでいただくランチ。
しかも、お財布にやさしいお値段です。

SLパレオのカレーは、うどんではなくそばで。
マイルドで親しみの持てる味といったところでしょうか。

ちちてつe-shop:https://www.chichitetsu.jp/html/products/detail.php?product_id=261

しゃくしなそばには、しゃくしな漬に加え、揚げたま、ワカメ、ネギもトッピングされています。
おつゆの醤油が強すぎなくて食べやすい。

みそぽてとも買ったけれど、あ・と・で。

店舗情報

関連ランキング:そば(蕎麦) | 三峰口駅

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村