12月15日。諫早~神代@Priceless
2年前、猫の日にちなんだネット記事をきっかけに、2018年の秋にネコの国へ帰って行った、わが家の長男(ニャン)と同じ名前の駅を訪ねる旅が始まりました。
2023年9月に芸備線の備中神代駅(岡山県新見市)、2024年5月に山陽本線の神代駅(山口県岩国市)と西に進んできて、ついに迎えた最終章。
3カ所ある「コウジロ駅」のなかでは、唯一の私鉄となります。
アクセス
島原半島北東部を、諫早市~雲仙市~島原市の3市にわたって走る島原鉄道。
神代駅はその中間より少し島原寄り、諫早から25.5km地点に位置します。
そんなわけで、ひとつ手前の西郷駅を発車すると同時に動画撮影をスタート。
声を出さないよう、カメラがぶれないよう。
気持ちははやりますが、平静を保たなくてはなりません。
列車はスピードを落とし、駅にさしかかります。
ホームに降り立って、ついにその時。
3つのコウジロ駅、コンプリートです!!
「コウジロウ、またまたお前と同じ名前の駅にやって来たよ」
ちなみに島原鉄道の鉄道むすめは、神代みさき。
我々が訪れた前の日に、ラッピング列車の運行も始まっていたそうです。
島原のコウジロ、やりますな…。
雲仙市ホームページ:https://www.city.unzen.nagasaki.jp/kiji0037365/index.html
相棒とふたりで盛り上がっているうちに、上り列車が入線。
おぉ、ココで列車交換でしたか。
コウジロのまちを歩いてみよう
では、神代驛を起点に町を散策するといたしましょう。
駅前には、イラスト入りのまち歩きマップ。
設置された当時は、まだ「神代町駅」だったんですね。
駅前の道をまっすぐ進み、ふたつ目の角に甕を使った案内表示があります。
このまま進めば国道251号ですが、
右へ折れると、街道の名残もあるような、落ち着きのあるたたずまいです。
実はこの日は、偶数月の第3日曜日に開かれる「こうじろフェス」の開催日。
通り沿いの店や宿が路上販売をしていました。
野菜を売る陽気なお姉さん。
ひと袋100円というお値段に、ユズもシークワーサーもお買い上げです。
明治期の造り酒屋を活用したコミュニティー拠点「趣蔵(しゅぞう)神代ふれあい館」では、諫早市内の大学のジャズアンサンブル部のステージをやっていました。
ふれあい館ブログ:https://fureaikan.blog.jp/
そして、ふれあい館の一角には、昭和のアマチュア無線を一堂に集めたコーナーも。
アラフィフ世代の我々と同い年の機械もありました。
もう少し先、八幡神社の向かいにある「松栄旅館」
コチラで売り出している雲仙野菜ぷりんは、雲仙市のふるさと納税の返礼品にもなっているんですよ。
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み~んなコウジロ♪
そして、通りを外れて南へ歩いていくと、
こうじろ保育所。
さらに、神代小学校。
現在、神代の中学生は2kmほど東にある国見中学校へ通っていますが、昭和37年まであった旧神代中学校は、雲仙市歴史資料館国見展示館になっています。
あぁ、ウチのコウジロウを連れてきたかった(笑)
施設情報
★神代駅
長崎県雲仙市国見町神代乙
1912年(大正元)10月10日に、島原鉄道の神代町駅として開業。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1日平均乗車人員は67人(2018年)
2019年(令和元)10月、神代駅への改称とともに「鍋島邸前」の副駅名が設定された。
“2024年はたこトラベル創立記念旅行 2章4節「ついにコウジロ駅をコンプリート」” への1件の返信
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