ワタクシは未だ「冷やさない中華」を知らない【あの小宮住友不動産ガーデンプラザ（港区）】

6月14日。通りがかりに気になっていた品を求めて

職場から一番近いラーメン屋の前に「冷やさない中華」というお品書きを目にしたのは、5月の下旬。
商品名のインパクトもさることながら、冷たすぎるモノがあまり好きでないワタクシにとって、冷やし中華の具だくさんを温かい状態で味わえるのであれば、願ってもないのですが…。

六本木通りを溜池交差点から六本木へと向かい、麻布通りと分岐するすぐ先。
六本木グランドプラザの1階にある「あの小宮」です。

昼休みのチャイムが鳴ってすぐに駆け付けます。
うん、ちゃんと「冷やさない中華」もありますね。

ドアを開けると、券売機の手前にも大きなメニューが。
はやる気持ちとともに財布を取り出し、券売機のボタンを目で追います。

あれっ、「冷やさない中華」がない?

実は、お品書きを見つけた直後に訪れた時は品切れ。
あの時はその場で引き返したのですが、また引き返すのは申し訳ないと、券売機の前でひと思案します。

冷房で冷えた体温を取り戻したかったので、温かい汁麺で。
食券を買うと、オーダーが厨房に伝わるシステムです。
濃厚にひかれて選んだ肉玉豚骨魚介そばだけれど、卵は生よりも火が通ったほうが好きだったりします。

近くにラーメン屋がないとはいえ、12時を回っても並ばずに済むのは意外でした。
ライバルは、隣のビルの丸亀製麺?

■肉玉豚骨魚介そば（850円）
「580番の番号札の方」と呼ばれて、カウンターへ受け取りに行きました。
スープを埋めつくすように、青ネギがたっぷり。
豚肉はバラ肉の薄切りです。

ネギの間から掘り出した麺の、ど太いこと!
見た目に違わず、もっちりして食べごたえも十分です。
カツオの香りが強いスープは、ザラリとしてやんちゃな仕上がり。
ブラックペッパーを多めにふると、味が引き締まります。

本命ではなかったけれど、カラダを温めるという目的は果たせたから、よしということで。
でも、いつになったら「冷やさない中華」にありつけるのやら?