9月22日。おぉ、ココが谷中銀座だったのか!
下町のレトロな雰囲気を残すエリアとして、観光客やオンナノコ同士のお出かけでしばしばその名を見聞きする人気スポットに思いがけず出てきてしまったのは、不思議な気分。
とはいえ、商店街が生きていることに豊かな気持ちを覚えます。
ふふっ、「吾輩はやにゃかである」ですって。
アクセス
文京区と台東区、荒川区の境界が入り組んでいる、この界隈。
長さ200mにも満たない短い通りに、業種もさまざまな60店舗ほどが立ち並ぶ商店街です。
歩き始めるとさっそく、こんなモノが視界に飛び込んできました。
まさか、ココで飲ませてくれるというコトですか?
では、さっそく。
酒瓶を冷やすために使われているのがホンモノの木桶であるのにも、粋を感じます。
いただきます
■純米酒 慎太郎(500円)
アウトドアで使いそうなプラカップが出てきたと思ったら、あふれる寸前までなみなみと。
ワンコインでこれだけしっかり飲ませてくれるとは、驚くべきコスパの高さです。
持ち上げるとこぼれてしまうので、そのまますすって。
スッキリしていながらうまみはしっかり。
山口で飲んだ「五橋」と通じるところのある、イヤなところがまったくないお酒です。
店舗情報
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お酒には、おつまみもマストです
店先のベンチに座り、向かいの店の行列を眺めながらまったりします。
「あそこは何の店なんですか?」
「モンブランが人気だそうですよ」
う~ん、モンブランをつまみにするという趣味はないなぁ…(笑)
一方、お隣はメンチカツと焼き豚が人気のお肉屋さん。
でも、メンチカツ販売開始の11時までは待っていられません。
持ち歩いてもこぼれない程度まで飲み進めてから、商店街歩きを再開します。
おっ、たこ焼きですか?
メニュー
たこ焼きは6個入り500円からと、銀だこ並のお値段。
生ビールやハイボールとのセットメニューもありました。
にしても、かき氷のほうが存在感もお値段も上だとは…(苦笑)
路地の先は住宅地。
「たこ焼」のちょうちんが青空に映えています。
使われているタコはなかなかの大ぶり。
タコの値段が高騰している昨今としては、良心的です。
いただきます
■たこ焼 ソース味(500円)
持ち帰りだというと、舟皿をパックに収め、それをレジ袋に入れてくれました。
路地に設けられた縁台にお酒とともに広げてカメラを向けるも、日差しがまともに照り付けてビジュアルとしては今ひとつ…。
「でっかいね~」といいながら持ち上げようとしましたが、トロトロすぎてうまく持ち上がりません。
その後、パクッとひと口にほおばった相棒。
「…」
話しかけても何も答えず、竹串を握りしめたまま目は宙を泳いでいます。
そして、しばしの沈黙の後。
「熱すぎる。危険だ」
相棒と同じ轍は踏むまいと、持ち上げたたこ焼きの端を慎重にひとかじり。
それでもやけどしそうにアツアツです。
トロトロとはいえ、小麦粉率が高くて明石焼きよりもお腹にたまる感じ。
「朝からこんなつまみ食いができるなんて、ウレシイねぇ…」
ふたりして谷中銀座の魅力に吸い寄せられてしまったのは、いうまでもありません。
“谷中銀座でつまみ食い 【越後屋本店ほか(台東区)】” への1件の返信
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