1月23日。10日前に誕生日を迎えた相棒のお祝いをしそこなっていましたが
緊急事態宣言が発令されていない長野県内でも新型コロナウイルスの感染拡大は続き、数日前には、松本市と白馬村で酒類を提供する飲食店に対して時短・休業要請が出されました。
お祝いのために外ごはんするのも悩ましく思っていたなか、お気に入りのあの店から待ちに待っていたニュースが。
そう、オードブルの持ち帰りが再開となったのです。
メニュー
オードブルは、2人前で税込3,500円。
おひとり様用のちょこっと前菜盛りや3~4人向けのオードブルのほか、料理の変更にも応じてくれます。
以前、店で食べてめちゃウマだった、カキのコンフィはぜひとも入れてもらわなくっちゃ。
アクセス
今や、予約がマストとなりつつある人気店「パーラーつばめ」
忙しいランチ時を避けて電話予約を入れ、夕方、しとしとと冷たい雨が降るなか訪ねていきました。
普段は昼休みなしで通し営業の店。
いつになく人の気配がないなぁと思ったけれど、この日はディナーの準備のために一度クローズになっていたようです。
国道147号の成相交差点と豊科駅入口交差点の間、うなぎ屋の角を東へ折れて200m弱。
豊科公民館のはす向かいにあります。
クルマは隣にある公民館の駐車場へどうぞ。
いただきます
オードブルに合いそうなワインとプラスαを買い求め、おウチへ帰ってきました。
何が入っているんだろうと思う気持ちを抑えられず、ふたにはられた紙をめくってみると…。
その裏側は、お品書き。
受け取りの際に説明があるはずと録音の準備までして空振っただけに、このココロ配りには素直にカンドーしました。
しかも、手書きというのが温かい。
■オードブル 2人前(3,500円)
右上から時計回りに、①つばめ風パテドカンパーニュ ②イベリコ豚とオリーブのコロッケ ③広島産カキのコンフィ ④マグレドカナール(鴨胸肉)のソテー ⑤市田柿とカルダモンのキャロットラペ ⑥安曇野産ビーツのサラダ。
そして中央に、⑦地元野菜とイベリコ豚ベジョータのサラミが入っています。
どれもオサレでオイシソ~っ!
パンやスープとともに並べて、お祝いの食卓。
さっそくワインも開けましょう。
■パラ・ヒメネス シャルドネ(880円)
ラベル買いしてしまった、スペインのオーガニックワイン。
スッキリとした、食事向けの白ワインです。
この価格帯では、なかなかのヒットではないかと。
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/1D54/
ぷっくりとしたカキのコンフィ。
磯の香り豊かな身を味わった後にワインを含むと、うまみ成分が呼び起されるように感じます。
肉々しい鴨のソテー、安定のパテドカンパーニュ、手間暇かかっていそうなサラミもワインとピッタンコ。
キャロットのラペに市田柿を合わせるセンスの良さもサイコーです。
このタイミングでオードブルの持ち帰りを再開してくれて、ホントにホントにありがとう!!
■ベークドチーズケーキ(400円)、極上モンブラン(550円)
そしてバースデーケーキは、相棒お気に入りの店のモンブラン。
ワタクシはベークドチーズケーキをいただきました。
生地はずっしりとして甘さ控えめ。
ウイスキーを入れた紅茶とよく合います。
もはや誕生日がウレシイ年齢でもないけれど、年を重ねることが実に「有り難い」のだと実感させられたのは、今まさにコロナ禍を生きているからこそ。
「まだまだ生き抜かなくちゃ」
「そう、一緒においしいモノを食べるためにもね」