6月19日。上野での用件が済んだのは1時近く
朝ごはんを食べずに出てきたうえ、昨晩が軽かったので、すっかりお腹が空きました。
エビデンスに基づかない自粛要請が長期化し、界隈の飲食店は、休業のはり紙が目立つ一方で、通常通りの営業に踏み切るところも。
外飲みが恋しくてたまらないというほどでなくても、この雰囲気のなかでは1杯付けるのも悪くないように思えてきます。
とりあえず、昨日もおとついも麺だったし、麺だけはやめとこうっと。
アクセス
何度も通りを行ったり来たりした揚げ句、ベトナム料理に決定。
上野駅広小路口前の交差点を渡り、マルイの脇から上野御徒町中央通りへ。
線路沿いの通りの1本東側にあたります。
御徒町駅からのほうが若干近いかも。
店の名の「ハイズォンクアン」とは、ハノイの近くにある都市+「店」を表す「クアン」の意味。
料理のラインナップも、前菜、サラダから、焼き物、鍋、デザートまで、なかなか本格的です。
ちなみにランチメニューがあるのは、平日だけだそうで…。
店内の様子
看板に導かれて、階段で2階へ。
左手のベトナム国旗が目印です。
厨房を囲んでL字型に設けられたカウンターとテーブル席とで20数席。
ベトナムポップスと飛び交うベトナム語、ココはリトルベトナムといっていいでしょう。
コチラは、アジア食材の販売コーナー。
フレッシュなフルーツもありますね。
メニュー
卓上にはラミネートされたおすすめメニューと
ドリンクメニュー。
目の前には、短冊メニューも並んでいます。
でも、店先で見たメニューにはこれ以外のモノもあったような…。
戸惑っているのが見てとれたのか、スタッフがメニューの冊子を持ってきてくれました。
雨でうすら寒いせいもあり、温かい汁モノ系が魅力的に映ります。
えっ、青バナナの小鍋ですって!?
でも、主食も食べたいし、野菜も補いたい。
イブクロがひとつしかないのが惜しまれます。
いただきます
■ハノイビール(638円)
とりあえず1品つまみに飲もうと、ベトナムのビールを。
グラスに氷が入っているのを見て、思わず目を細めます。
そうそう、この酸っぱいような薄い味が、アジアなんですよ。
■Ech om chuoi dau(1,188円)
揚げカエルと青バナナの小鍋。
青バナナの小鍋は2種類ありましたが、ネタ的にはやっぱりカエルでしょと(笑)
とろみのあるスープのなかに、カエルちゃんがぎっしり。
肉質は鶏肉に似ているといわれますが、それ以上に弾力に富んでいます。
カエル以外に、豚バラ肉も一緒に煮込まれているみたい。
ハーブはバジルかな。
青バナナは、見た目が焼きナスに似ていて、甘さも粘り気もジャガイモとサツマイモの中間といった感じ。
スープの塩気が強いなかで、このホクホク感はホッとします。
■Chao Long(1,078円)
ご飯モノが欲しくておこわを頼もうとしたところ、やっていないとのことで、豚のホルモンのおかゆを。
このボリューム、ひとりで食べきれるんだろうか…。
トッピングには血のソーセージと、
レバーやら、耳やら。
中空で歯ごたえのある、フエ(大動脈)の率が高かったです。
米の形が崩れてトロトロの、アジアのおかゆ。
これまたしょっぱめですが、ソーセージに練り込まれたピーナツが食感に、仕上がりに散らしたミントが香りにアクセントを添えます。
にしても、汁モノばっかりでお腹苦しい~(爆)