4月9日。猫センサーに誘われて??
出発の数日前、相棒が地図アプリで下調べをしていた時のこと。
何の気なしに画面をのぞき、ふと飛び込んできた4文字に、ワタクシのココロはわしづかみにされました。
「なんですって! 『はちわれ』ですって!?」
そう、はちわれといえば、わが家で18年を過ごした=^ェ^=のこと。
彼がネコの国へ帰った後も、我々にとってはちわれ柄はネコのなかでも特別なのです。
もともとは、指宿にあるというマンゴー農園について調べていた相棒。
リサーチを進めるうちに、ある農園が保護猫カフェを運営していて、フルーツサンドが売り切れ必至の人気だということが分かりました。
行かなきゃ。
アクセス
ヘルシーランド入口でバスを降り、分岐を左に進んで坂を上っていくと、正面に開聞岳。
先行する女子旅の一行も、はちわれ農園へ向かっているのではないかとドキドキしましたが、農園の少し手前でたまて箱温泉への道を下りていきました。
初夏を思わせる日差しのなか、ささやかな木立がありがたい。
「この角を入ったところみたいだよ」
数台の軽自動車とともに、はちわれネコが描かれたのぼりも目に入ります。
農園のメンバーたち
農園の維持管理(草刈り)を担当する、白ヤギの「おもち」
注意書きがあるのにも構わずちょっかいを出す相棒に、そんなに近づいたら危ないのにと思ったら、案の定、頭突きを食らっておりました。
その奥には金網で囲われた、鳥小屋ならぬネコ小屋。
写真入りで紹介されている「かさご(♂)」と「あじ(♀)」は、ココにはいないようでしたが、
サビと三毛が1匹ずつ。
どちらも不妊手術済のさくらネコです。
店内の様子&メニュー
では、今回の本題へ。
建物の手前が猫雑貨を中心とした物販コーナー、奥がカフェになっています。
天井から入る日差しの明るさと湿度を帯びた重たい空気が、アジアンリゾートっぽい雰囲気。
後から温室の2階部分だと分かり、合点がいきました。
コレがウワサの、季節のフルーツを使ったフルーツサンド。
その日のラインナップはLINEから確認でき、取り置きにも応じています。
この日は開店からそれほど経っていないにもかかわらず、およそ半分のメニューは売約済。
フルーツサンドとおかず系サンドをひとつずつトレーに取りました。
ココまで来たからには、マンゴージュースはぜひいただきたい。
支払いにはPayPayが使えます。
癒やしのひととき
ストーブの脇には「あじのいえ」と書かれた段ボール箱。
カメラを向けると、「あじ」は堂々とした様子で写真に納まってくれました。
毛並みのイイ茶トラ、なんて美ネコなんでしょう。
一方、農園のキャラクターにもなっている、はちわれネコの「かさご」は、愛想がなくマイペース。
なかなか我々のほうを向いてくれません。
でも、そういうところがネコ好きにはたまらないのです。
少しずつ距離を縮め、友好関係を気づくことに成功。
あぁ、この柔らかく温かい感触が懐かしい…。
ケージの中には、ハンモックで液体化しているコも。
この農園で保護されたネコたちがイイ里親とめぐり合い、シアワセに過ごせるようにと願ってやみません。
いただきます
■ミックスフルーツサンド(400円)、たまごサラダサンド(290円)、マンゴージュース(594円)、紅茶 アイス(216円)
マンゴージュースは、自家栽培のマンゴー、それもとくに甘い品種を使っているとあって、甘くて濃厚!
シーズンのマンゴーサンドやパフェを口にした日には、感激のあまり失神してしまうんじゃないかとさえ思ってしまいます。
ミックスフルーツサンドには、イチゴとバナナ、キウイ、パイナップル。
生クリームたっぷりですが、甘すぎずフルーツのみずみずしさを邪魔しません。
パン自体がオイシイのも高ポイント。
我々が店を出るころには、冷ケースのサンドイッチは完売になっていました。
決して便利とはいえないロケーションにして、恐るべき人気ぶり。
開店と同時に電話で取り置きが確実といえそうです。
店舗情報
★はちわれ農園
指宿市山川福元3363-3
0993-34-2605
午前9時~午後5時30分(カフェは午前11時30分~)
原則として無休
https://tropicalfarm-y.info/hachiware-farm
“湯治部仕上げ合宿 Mission12「はちわれ農園」” への1件の返信
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