2022 はたこトラベル創立記念旅行 1章10節「元祖焼きラーメンを食す」

12月16日。博多の夜といえば屋台!

今回の博多滞在では、相棒とワタクシ、それぞれに行きたいと思っていた屋台がありました。
ワタクシが狙っていたのは、焼きラーメン発祥の店「小金(こきん)ちゃん」
飲み食いの順番としては〆向けですが、待ち時間を考えると、開店に合わせて行くほうが効率よく回れそうです。

アクセス

地下鉄空港線の天神駅から北西方向。
昭和通りと天神西通りの角にあります。
我々は街歩きの後、七隈線の天神南駅からアプローチしたので、クリスマスムードで華やかな渡辺通りの雰囲気も味わうことができました。

開店の15分前に店の前に着くと、ビルの壁に沿って順番待ちの列ができていました。
メニューを手に相談している彼らの様子を眺めていると、どうやら台湾人のよう。
コロナ禍で途絶えていたインバウンドが戻ってきていることを実感します。

メニュー&店内の様子

我々をパッと見て、手渡してくれたのは日本語メニュー。

でも、繰っていくと英語訳が付いていました。

そして、のれんがかかって、

開店のお時間。

第1陣で入れたのはラッキー。
向かって左側のカーテンの切れ目から入り、コの字型のカウンターに肩を寄せ合うように座ります。
台湾からのお客さんとのやり取りがスマートだと思ったら、若いスタッフも台湾人のようですよ。

いただきます

■日本酒(500円)、焼酎・いも(500円)
相棒は日本酒(白鹿)を熱燗で、ワタクシは黒霧島をお湯割りで。
テーブルに置いてボチボチ飲りはじめたら、上の段へ移すようアドバイスされました。
なるほど、コレでスペースが広く使えるんだ。
賢~い。

さっそく、ビシッと整列したおでんから

■おでん(各150円)
ダイコン、タマゴ、牛スジ、ごぼう天をひとつずつ。
中まで味がしみていながら、その味付けはあっさりしています。

からの、日本酒のだし割り。
あぁ、イブクロがしみじみする…。

そして、カウンター内の鉄板で焼きラーメンの準備が始まりました。
まずはタマネギと鶏肉。

そこへニンジンと赤いかまぼこが入ります。

さらにモヤシを加えて、蒸し焼き風に炒めたら、

後ろの寸胴でスタンバイしている豚骨スープと

ラーメンをIN。

鉄板全体に広げてふつふつとさせたところに、ペットボトルから企業秘密のソースを入れ、

よくよく混ぜて仕上げていきます。

ステンレスの長皿に盛り付けて完成。
1回の調理で7~8皿分ということのようです。

■焼きラーメン(780円)
かくして、焼きラーメン初体験。
上にかかっているのは脂かな?

たっぷりスープを含んでトロトロになった麺と、くたくたになるまで火を通した野菜が一体化。
少し酸味のあるソースと豚骨の風味で、焼きそばともちゃんぽんともつかない、不思議な味がします。
江戸っ子がもんじゃ焼きをアテに飲むのに近いのかも。

行列必至の人気店ですから、長居は禁物。
さくっと飲んで食べたら、スマートに席を空けましょう。
コチラでは、PayPayでの決済も可。
親不孝通りを100mほど北へ行ったところの「居酒屋 小金ちゃん」では、屋台にはない料理も味わえるそうですよ。

店舗情報

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