秋の味覚と鐵分補給 in 2023 3章1節「倉敷美観地区」

10月1日。最終日も街が動き始める前に…

「鐵」分補給の旅においては、名所観光は時間と体力があれば付ける、オプションのようなモノ。
わざわざ早起きする気はありませんでしたが、普段の習慣で5時前には目が覚めちゃいました。

せっかく美観地区近くのホテルに泊まったことですし、ぶらりと朝活に出るといたしましょう。

倉敷川に沿って並ぶ、白壁の建物

まだ薄暗いなか、倉敷中央通りの美観地区入口交差点から東へ。
ちなみに角にあるファミリーマートは、この時間には開店していません。

広い道に面して白壁の建物が並ぶ様子は、まるで映画のセットのよう。
「倉敷の犬 猫屋敷」の看板を掲げた店の少し先に、

「豆柴茶屋」とあるのを見つけ、思わず笑っちゃいました。
カレーパンの専門店のようですね。

その先の倉敷川沿いは、歩行者・自転車専用道路になります。
右手は大原美術館。
大原財閥を築き上げた実業家、大原孫次郎が友人の画家、児島虎次郎を記念し、1930年(昭和5)に設立した、日本で最初の西洋美術館です。

川に目をやると、悠然と泳ぐ白鳥の姿が。
川べりの木も、黄色く色付き始めています。

今橋の向こうに見える、中国っぽいたたずまいは有隣荘。

橋のデザインも中国チックです。

相棒のいうには「中国の朱家角を思い出す雰囲気だなぁ」と。

次に架かる中橋で、倉敷川は南へ流れを変え、

その先に、観光用の川舟が停泊しています。
川面に写り込む、しだれ柳と白壁もウツクシイ。

あんな路地、こんな店構え

どこにカメラを向けても、絵になる風景。
ということで、ココからは眼と気持ちが向くままに…(笑)

フェンス越しにぽっかりと開けた空間は、2022年4月にオープンした「倉敷SOLA」
岡山の「技術」と「美術」の融合を目的とした複合商業施設だそうです。

コーヒーショップのタリーズも、しっかり和の街並みに溶け込んでいます。

ツウが好みそうな路地。
こんな路地には、ちょっぴりぶちゃいくなネコがいてほしい。

川を渡り、1本東の通りへ。
街道っぽい雰囲気も感じます。

しばらく行った右手に現れるレンガ壁は、

倉敷アイビースクエア。
明治時代に建てられた倉敷紡績所の本社工場を改修した複合文化施設です。

ヤギがインパクトある、地酒店の看板。

日中は、この路地も観光客でにぎわうのでしょう。

実をいうと、高校の修学旅行で倉敷の美観地区に来ているはずなのですが、まったく記憶に残っていなかったりします。
きっとココは、ある程度オトナになってから訪れるほうが良さを感じられるんでしょうね。

エリア情報

★倉敷美観地区
岡山県倉敷市にある町並み保存地区
倉敷駅南口から徒歩約15分
086-422-0542(倉敷館内 観光案内所)
岡山観光WEB:https://www.okayama-kanko.jp/feature/machiaruki/1

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