9月1日。農産物直売所から渡船乗り場へ向かう時には、雨は上がっていました
しまなみ海道を示すブルーのラインに未練を残しながらシャッターを切っていると、数人のサイクリストと行き違いました。
その後も尾道側から来るサイクリストがちらほら。
きっと彼らは、天気待ちをしていたのでしょう。
国道から左に折れて歩いて行くと、
水路が出現し、
尾道駅前行きの渡船乗り場へ出ます。
尾道~向島間の渡し船は3社が運航していて、我々が利用した尾道駅前渡船は、サイクリストや尾道駅へ行く人には便利な路線です。
(3路線の比較については、尾道市向島攻略情報サイトをどうぞ)
チケットはどこで買うのだろう?
そんなことを考える間もなく、龍宮の使いのような渡し船がやって来ました。
やっぱりサイクリストたちが乗っていますね。
出航のベルもなく、渡し船は静かに水路を進んでいきます。
運賃の100円をおじちゃんに手渡したのは、船が出てからでしたっけ。
昨日からあちこちで目にしてきた造船工場も、これで見納めでしょうか。
視界が開け、対岸に尾道の街が見えました。
山の斜面に見えるお城はホンモノではなく、廃墟になって久しい、元博物館だそうです。
あのあたりが商店街かな。
尾道駅前側の乗り場が近づいてきました。
右手を望むと尾道大橋が。
5分ほどの船旅で、本州に上陸。
渡し船はすぐに向島へ折り返していきました。
案内看板の前で記念撮影。
ホントは自転車で走破したかった(涙)
そして、尾道水道を振り返ります。
一番狭いところでは幅200mほどといわれる尾道水道。
今年春にニュースになった、塀のない刑務所から脱獄した模範囚がココを泳いで渡ったという話も分からなくありません。
ともあれ、しまなみ海道制覇。
海沿いのデッキで祝杯です。
コンビニで買った角ハイ濃いめがしみるねぇ…。
スポット情報
★向島運航
午前6時(向島発)~午後10時10分(尾道駅前発)を約12分間隔で運行
大人100円、小児50円、自転車10円