飲んで、食べて 越後米づくし Act2「テレビでも紹介された名物駅弁」 【驛弁山﨑屋(上越市)】

8月17日。上越妙高駅で40分ほどの乗り継ぎです

北陸新幹線の開業に合わせ、2014年に移設建設された新しい駅舎。
上越市南部の高田市街地と妙高市の市街地のほぼ中間に位置し、まわりは山と田んぼばかりというロケーションですが、東口(新幹線側)には、2018年7月にアパホテルがオープンし、

西口(在来線側)では2020年3月の開業に向け、東横インの建設が進められています。
「コメダ珈琲もあるし、お茶していく?」
いや、新潟に来てまでコメダはないでしょ(笑)

そして上越市は、上杉謙信ゆかりの地。

東口ロータリーには、上杉謙信像がありました。
でも、文化祭のハリボテじゃないかと思うくらいにしょぼい(苦笑)

そんな新幹線ありきの駅ですが、東口と西口をつなぐ自由通路には、

新幹線改札の目の前に、観光案内と物販を併設した「SAKURAプラザ」があります。
電車のなかでつまむモノはあらかじめ買ってきましたが、ちょっとのぞいていくとしましょう。

飲兵衛のココロをくすぐる品がいろいろ?

いわゆる観光みやげも充実していますが、新潟といえばやっぱり地酒。
重くなるからココでは買えないと、見なかったことにするつもりでしたが、

好みの日本酒を注ぐ「ぽんしゅグリア」の素なんておもしろそうだし、

地酒ゼリーも種類豊富で、思わず手に取ってしまいます。

お手ごろサイズのおつまみがこんなにそろっていると分かっていたら、あらかじめ買って来る必要もなかったなぁ…。

地元の老舗がつくる特選駅弁

「笹寿司くらい買っていこうか」
相棒のひとことで、店内右手の駅弁売り場へ。
直江津駅北口前のホテルハイマートが運営する、地産地消にこだわる老舗「山﨑屋」です。

ショーケースには、山海の幸を詰めたお弁当のサンプルが並びます。
おや、笹寿司が見当たりませんが…。

と思ったら、カウンターの上にパネルがありました。
「でも、隣の鱈めしのほうが気にならない?」
2012年にJR東日本の「駅弁味の陣」で駅弁大将軍(グランプリ)を受賞し、この店の人気ランキングでも1位というお品。
テレビでも紹介されたばかりだそうだし、話題性としてもコチラかなと。

いただきます

■鱈めし(1,200円)
そんな経緯で買い求めた鱈めしを、この後の列車のなか、新潟限定の生ビールとともにいただきます。
ごはんを覆い尽くす、タラの甘露煮にたらこ、ワサビ漬け、奈良漬け…。
見た目はシブいけれど、酒飲みの気持ちを分かっているといわんばかりのラインナップです。

しっかり味で煮付けたタラの下には錦糸卵。
その下も、タラのそぼろの入った炊き込みごごはんになっているから、冷めてもおいしくいただけます。
米のうまさもさすがだし、多少いいお値段だけれど一食の価値はあり!

店舗情報

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