12月11日。桃園機場到着後は
下りのスロープで地下2階の桃園捷運乗り場へ。
手持ちの悠遊卡に残金がどれだけあったか定かでないので、まずはチャージをしておきましょう。
右側の紫色の機械は片道チケットの購入専用。
チャージには左側の青色の售卡/加值機を使用します。
200元チャージし、さしあたって動く準備が整いました。
普通車で高鐵桃園站へ
次の台北方面へ向かう直達車は15:25発ですが、
今回利用するのは、反対方面行き。
中壢まではまだ開通しておらず、環北が終着となっています(2019年12月時点)
機場第二航廈から先は、すべて普通車。
ロングシートの各駅停車です。
高鐵桃園站までは、5駅17分。
立ち並ぶ高層マンションに、ベッドタウンであることを感じます。
高鐵桃園站の手前で、線路は左へカーブ。
ワタクシを含め、乗客の7割近くが列車を降りました。
右はアウトレットモール、左は高鐵(新幹線)の乗り換え。
運命の分かれ道、あなたはどっち?(笑)
ひと駅だけ高鐵に乗って
左に折れ、エスカレーターで地下へ下りると、目の前がチケット売り場になっています。
奥の有人窓口よりも早く買えそうだと判断し、券売機の列に着き、
当日分の片道切符を買い求めます。
台北捷運の駅のひとつであり、台北近郊のイメージのある板橋ですが、いったん台北に出て捷運に乗る(150元+20元)のと、桃園から高鐵経由(25元+125元)とでは、後者のほうが安いのです。
桃園捷運が中壢まで延伸になれば、さらに安く行けると期待!
セブンイレブンとポップアップストア(期間限定店舗)があるだけの待合スペースに、しょぼくれた印象を覚えましたが、
地上の入り口から入り直すと、
天井が高く広々していて、これこそ高鐵の駅。
改札内のクリスマスツリーには、駅名の入ったオーナメントも飾られていました。
ホームに降り、自由席の乗車口に並ぶ人の多さにギョッとします。
午後4時台というハンパな時間帯、桃園経由の台北方面なんて、利用する人がそれほどいると思っていなかったのに…。
16:20発の列車が入線してきたものの、窓越しに見える自由席は満席。
ドアが開いて乗り込もうとしても、デッキより先に進めません。
ぎゅう詰めのデッキで人の頭を眺めて過ごすこと10数分。
初めて降り立った板橋の街は、夕暮れ時を迎えようとしていました。
板橋のお隣は府中!?
この日のお宿は、板橋から捷運でひと駅の府中。
板橋といい、府中といい、都内で生活していればフツーに行ける場所なのに、都内より先に台湾で足を運ぶことになるなんて笑っちゃいます。
板橋から府中へは10分ほどで歩いてこられたものの、SIMカードがネットにつながらないために地図が見られず、あてずっぽうに歩くしかないというありさま。
さんざんさまよった挙句、駅に舞い戻って写真に収めた周辺図が唯一の頼りになりました。