9月13日。コーヒーでも飲みに行こうか
ゴスペルつながりのSちゃんとランチの後、ワタクシの用件があるエリアに合わせ、駅の反対側へ場所を移すことにしました。
同じ恵比寿といっても、広尾寄りに比べるといくらか庶民的な雰囲気。
「チェーン系のコーヒーショップもあるけれど、せっかくだからそうじゃないところがいいよね」
そういいながら歩いていた我々の目の前に現れたのは、昭和な風情満載の喫茶店でした。
しかも、恵比寿なのに銀座。
思わず笑ってしまいます。
アクセス
JR恵比寿駅西口のロータリーを挟んで真向かいから伸びる、恵比寿銀座通り。
その中ほど、1本南から来る道と合流する角にあります。
なるほど、恵比寿銀座通りだから「喫茶 銀座」なんですね。
店内の様子
足を踏み入れた瞬間、長い間に染み付いていたであろうタバコのにおいを感じました。
座席がローソファーなのも昭和。
恵比寿という街で、このような店が生き残っているのが驚きです。
メニュー
お値段は、正統派喫茶店としては相応。
背景には、ステンドグラスと柱時計のある店内写真が使われています。
写真には撮りそこないましたが、メニューの表紙も型絵風でシャレてるんですよ。
サンドイッチやナポリタン、ホットケーキというラインナップも懐かしさ満点。
アルコールも扱っているので、純喫茶ではないということになりますね。
いただきます
■コーヒー(450円)、クリームソーダ(650円)
「クリームソーダなんて、いつ以来だろう」
どっしりとしたグラスに、舌が染まりそうな緑色。
昭和な雰囲気がプンプンです。
コーヒー用のミルクが入った金属製のポットも昭和。
煮詰まったような薄くて酸っぱいコーヒーには、しっかりと砂糖とミルクを入れるのが合うようです。
本や新聞を読みながら、コーヒー1杯で粘っている光景が似合う空間。
社会派な話題を語り合ってしまったのには、そんな雰囲気のせいもあったかもしれません。