1県1品運動 日本橋編その3 【トヤマバー(中央区)】

10月3日。3県目は日本橋を渡って

中央通りを北へ進むと、かつて東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の起点となった日本橋。

アクセス

その北西のたもと、主要国道7路線の起点であることを示す日本国道路元標の複製から目と鼻の先に「日本橋とやま館」はあります。

「富」の字をデザインしたゴールドのロゴ。
まるで貴金属店のような店構えです。

店内の様子

物販コーナーには目もくれず、館内右手のトヤマバーへまっしぐら。
木をふんだんに使った内装といい、ソムリエスタイルのスタッフが控えているのといい、この雰囲気は「バー」を名乗るに遜色ありません。

メニュー

杉玉の下、飛沫防止用のスクリーンにメニューがはられています。
単品でのちょい呑みは、お猪口1杯500円。

3種類のお酒の飲み比べだけでなく、1種類のお酒を3種類の酒器で味わう飲み比べがあるのも、錫のテーブルウェアを手がけるメーカーを擁する富山らしいです。

我々はもちろん3種の飲み比べ。
「立山飲みたい」と、即座に相棒がいったのに続き、

ワタクシは、富山湾の深層海洋酵母を使用しているというコチラを。

ふたりして選んでしまうのは、やっぱり純米無濾過生原酒です。
DESPERADOという名前も、トランプのクイーンがデザインされたラベルも斬新。

「おつまみはいかがですか」
ほたるいかや魚の昆布じめも酔さそうじゃありませんか。

いただきます

■3種の飲み比べ(700円)、五箇山豆腐の麹味噌漬け(500円)
くぼみのある木製のトレーに和らぎ水、そしてそれぞれのお酒についてのメモと一緒に用意されました。
五箇山豆腐の麹味噌漬けをお供に、さっそく味わっていきましょう。

立山 特別純米(立山酒造・砺波市)
香りをかいだ時点ではとくに印象に残りませんでしたが、フルーティーでふくよかな味わい。
白えびのかき揚げや白身魚の昆布じめ、ますのすしがパッと頭に浮かびました。
熟成させて旨味を濃くした魚が合うみたい。
https://www.sake-tateyama.com/

幻の瀧 純米吟醸生酒 旨辛口(皇国晴酒造・黒部市)
日本海まで50mほどのところにある酒蔵。
「皇国晴」と書いて「みくにはれ」と読むのだそうです。
香りは甘め。
口にすると、甘味や酸味、熟成香などが一気に入り混じります。
今までに味わったことのないタイプに、思わず「コレも日本酒か!」「おもしろい!」と。
甘味強めの煮魚と一緒にいただきたい。
http://www.mabotaki.co.jp/?lang=ja

玉旭 純米無濾過生原酒 DESPERADO(玉旭酒造・富山市八尾町)
香りをかいだ時と口に入れた時のギャップに、「難しい」と顔を見合わせました。
渋味とも旨味ともいえないところに、木槽でしぼった感じや酵母の香りも。
懐石料理のような、繊細で手間をかけた料理が合うように思いました。
http://www.tamaasahi.jp/

飲めるアンテナショップめぐり、まだ終わりませんよ。

店舗情報

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