10月24日。コチラの駅からスタートです
先月の久比岐自転車道で味を占めた、輪行でのサイクリング。
寒くなる前にもう一度と、クルマではしばしば通っている甲州街道を走ることにしました。
富士見から甲府に向かえば、ほとんど下りで済むのもポイント。
紅葉も望めそうだし、富士山を目の前に走れば気分も上がるだろうなぁ。
中央線で一番標高が高いだけが取り柄のイナカの駅。
エレベーターがないのは分かっていたとはいえ、自転車を担いで跨線橋を越えるのは、地味にエネルギーを消耗します。
それでも自転車の組み立ては、前回よりスムーズになりましたよ。
目の前のカエデも、陽を透かして鮮やか。
バスを待っていたトレッキングスタイルの人たちもいなくなり、駅前に残ったのは我々だけ。
相棒のアプリを起動させて出発です。
アクセス
基本的に下りとはいえ、轍はえぐれているし、舗装はつぎはぎだらけだしで、路面状況は最悪。
路側に堆積した砂利も走れる幅を狭めます。
体力的には余裕だと思っていたのに、こんなトラップがあろうとは…。
ココロ折れそうになりながら、県境を越えて山梨県に入りました。
あれっ、走りやすさが全然違う。
張りつめていた恐怖心が解けて、一気にお腹が空いてきました。
店内の様子
富士見駅を出発して1時間弱。
「道の駅 はくしゅう」で最初の休憩です。
八ヶ岳南麓にあたるこの一帯は、魚沼産コシヒカリを抑えて日本一おいしいお米に選ばれたこともある、梨北(りほく)米の産地。
「おにぎりでエネルギー補給する」と、相棒が意気込むのを聞き、ワタクシもゴスペル朋友がしばしばFacebookに投稿していた活動に協力しようと決めていました。
その活動というのは「おにぎりアクション」
10月16日の世界食料デーに合わせ、10月1~31日の1カ月間、世界の食料・健康問題の解決に取り組む団体が主催となって実施。
おにぎりの写真をSNSに投稿することで、アフリカ・アジアの貧困地域に暮らす子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。
いただきます
■肉巻きおにぎりセット(189円)
道の駅のレジ待ちの列の長さに恐れをなし、そそくさと敷地内にあるスーパーへ。
コチラのほうが種類豊富で安かったです(笑)
豚薄切り肉をしっかり巻き付けたおにぎりは、ずっしりとした食べごたえ。
タレの甘辛さともっちりしたご飯がマッチして、元気が出ます。
しかも、唐揚げとゆで卵も付いて200円しないだなんて、普段使いしたいくらい。
寄付もできて、ココロも豊かになりました。