2月12日。そうだ、ラーメンにしよう
家系や二郎系を愛するワタクシにとって、8カ月前に大崎勤務が始まった当初、お昼に歩いて行ける範囲にそのテのラーメン屋がないのは大きなショックでした。
Google Mapで検索しても、見事なまでの空白地帯。
お隣の五反田には、行ってみたいと思わせる店がいくつもあるというのに…。
アクセス
最後の大崎出社となったこの日も、新宿発20時のあずさで日帰り。
並ぶことさえなければ、五反田まで歩いてラーメンを食べに行く時間はあると見込みました。
そこで、以前ネットの記事で見かけた背脂たっぷりのラーメンを求めてテクテクと。
大崎駅西口から山手通りに沿って、東急池上線・大崎広小路駅をめざします。
大崎警察署や立正大学品川キャンパスを過ぎ、高架の手前左手。
隣は立ち食いそばの「ゆで太郎」です。
よかった、並ばずに入れそう。
入り口のガラス戸には「黙食」のはり紙。
食べるコトに専念したいおひとりさまにとって、この新しい生活様式は大歓迎です。
メニュー
以前見かけたのは、おそらく爆盛油脂麺。
圧倒的な魅力の一方で、麺400gとあるのを見てにわかに怖気づきます。
いや、きっと食べきれるんだろうけれど、まわりの人の「ホントに食べられるの?」という視線のほうが怖かったりして。
店内の様子
開け放たれた入り口をくぐり、右手の券売機でポチッとすると
空いている席へと案内されました。
ふた席ごとにアクリル板が設けられているのも、安心感があります。
「豚の背脂はカラダに良いのです!」
見出しが目に留まって、テーブルの上に置かれたうんちくを手に取りました。
悪玉コレステロールの減少に動脈硬化の予防、肌トラブルの解消…。
そうか、もう罪悪感にさいなまれなくていいんですね。
いただきます
■特製らーめん（850円）
爆盛油脂麺を自主規制した結果、特製らーめん。
味の濃さ、脂の量、ニンニクの量はお好みで調整できます。
初めてなので、ニンニク抜きにする以外はデフォルトで。
表面を埋め尽くす背脂で、麺も具も見えません。
とはいえ、思っていたよりはおとなしめ。
固形分がすべて溶け込んでいて、口当たりもなめらかです。
掘り起こした麺は、中太ストレート。
醤油ベースのタレがしみこんでいます。
豚の背脂はカラダにいいんだろうけれど、このしょっぱさはあまりよろしくないかと。
心配していたあずさまでの時間も、むしろ余裕がありすぎるくらい。
こんなコトなら、これまでも五反田でラーメン開拓できたのになぁ…。
