ウワサのかつ丼、食べてみた 【まつくぼ(上伊那郡辰野町)】

6月5日。電車に乗って遠征です

お江戸日帰り出社の翌日、相棒とともにお出かけ。
交通系ICカードが使えるエリアではないため、切符は前の日に新宿の多機能券売機で購入しておきました。

アクセス

岡谷では20分ほどの待ち合わせで、飯田線に乗り換えます。
0番線に入線しているのは、JR東海の在来線における代表的な型式、313系。
オレンジ色のラインが東海ですね。

方向幕が天竜峡行きになって、ドアが開きました。

東日本の在来線からは追いやられてゆく感のあるクロスシートも、東海では健在です。

買ってあったきっぷより、ふた駅手前で列車を降り、

こんな風景を眺めながら、国道153号に沿って歩きます。

「めがね橋」の看板を横目に、坂を上った右手が本日の目的地。

そう、せっせと歩いてきたのは「噂のカツ丼」を食べるためだったのです。

なお、クルマなら伊北インターから3~5分程度。
歩きでも羽場駅からであれば、10分かかりません。

店内の様子

店先にはためく「お持ち帰りできます」ののぼりに、コレもコロナの影響だと思ったのですが、

入り口脇の張り紙には「席が空かずにお待ちになられているお客様へ」と。
その観点はなかった!

入り口に開店時間が提げてあったり、クルマで待つ場合があるとうたっているのも、並ぶことを前提としている証なのでしょう。

入店したら、まずアルコールで手指を消毒。

カウンターにも

テーブルの間にもアクリル板のパーテーションが設けられています。

「はたこ、お疲れ」
久しくご無沙汰していた知人が近くに住んでいたよなぁと思ってメッセージを送ったら、急きょ来てくれちゃったのです。

メニュー

ソースカツ丼が看板メニューですが、カツカレーやチキンカツも。
とろろ定食があるというのも異色に映ります。

歩いてきたからには、アレもいただいちゃいましょうかね。

注文からできあがりまでは20分ほど。
この店を訪れる時には、慌ただしいスケジュールは禁物です。

「スミマセン、会話はお控えいただけますか」
ワタクシも知人ももともと声が通るだけに、店の人から釘を刺されちゃいました(苦笑)

いただきます

■瓶ビール 大(750円)
歩いてきた距離もたいしたことなく、ビール日和というほどでもありませんでしたが、まったりできるこの時間がウレシイ。
こういう店には瓶ビール、それもキリンのラガーよね。

■チキンカツ丼(1,100円)
相棒チョイスのチキンカツ丼は、白い土鍋に入ったスタイルで。
ふたを開けると、ツヤッツヤのチキンカツが存在感を示します。

どうです、この厚さ。
その割にあっさり食べられるのは、むね肉だからでしょう。
なのに、こんなにしっとりしているのは、時間をかけて揚げているからではないかと。

■とろろ定食(890円)
知人は、先日、かつ丼を食べたばかりというので、とろろ定食で。
ごはん少なめでもなかなかのボリュームです。

■とろろカツ丼(1,890円)
ワタクシは、揚げ油とソースに負けてしまう気がして、とろろカツ丼にエスケープ。
ミツバ香る味噌汁には、カボチャやワラビも入っています。

薄手でカラッとした衣に、サラッとしたソース。
ウ、ウツクシイ…。

この肉厚、テンションが上がります。
しかも、すっごく柔らかいの!

とろろをからめてパクリ。
ほどよく浸みたソースにとろろがサイコーです。
フツーのソースかつ丼だと、ごはんとの間にある千切りキャベツがないのも、口当たりがよくて食べやすい。
しかし、少なめにしたにもかかわらず、ごはんの多さに参りました。
おいしく味わうなら、トンカツ単品+とろろ単品かなぁ…。

我々が入っていた時には、拍子抜けするくらいに空いていた店内も、食べ終わるころには満席。
どうやらみな、ピークを避けて遅めにと考えていたようです。
外で待っている人もいることだし、コーヒーはパスして席を空けるとしますかね。

店舗情報

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