4月9日。チェックアウト前にもう少し
アクセス
我々が泊まった「B&Bパークホテル鹿児島」の近く。
鹿児島中央バスターミナルから甲南通りに沿って1ブロック行ったあたりは小さな市場になっていて、
懐かしい風情の果物屋さんあり、
朝取り野菜が並ぶ八百屋さんあり。
道端に停まった納品のトラックをのぞいてみると、
こんなに立派なカツオも!
買って帰れないと分かっていても、旅先の市場はココロをときめかせるものです。
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「あれっ、あのお餅屋さんやってる!」
高度成長期で時が止まったような店構えに、失礼ながら過去の遺物だと思いこんでいました。
でも、「おいしい! 焼きたて! もちあります」の看板は新しいし、別の看板には「朝市名物」の文字も。
「部屋に財布置いてきちゃったんだけど、120円出ない?」
朝ごはん食べたばかりなのに、お餅なんてマジか~と思いつつ、財布を開いてお買い上げ。
ビニールに入った焼餅は、温かくて柔らかです。
エコなスタイルにも好感が持てますね。
そして、ホテルへ戻ろうと歩きだしたその時、店の前にタクシーが停まったかと思うと、運ちゃんが焼餅を買って行きました。
台湾ではしばしば目にする光景。
タクシードライバーご用達の店は、オイシイと相場が決まっているのです。
いただきます
■焼餅(120円)
焼餅といっても、お正月に食べるそれとは違って、伸びがよくてなめらか。
甘じょっぱい味付けに、甘い醤油が九州ならではの文化であることを思い出しました。
できたてが命の朝市名物。
運よく出合えたら、ぜひお試しを。