4月9日。鹿児島中央駅から出発です
ホテルをチェックアウトし、地下道を経由して鹿児島中央駅へ。
4月上旬にしてこの日差しの強さ、やはり南国です。
アクセス
この日はまず、指宿枕崎線で指宿まで。
指宿までは近距離区間ですが、クレジットカードが使える券売機が見当たらなかったため、相棒にみどりの窓口へ買いに行ってもらいました。
入り口にあった「いぶたま」こと、指宿のたまて箱の予約状況。
朝イチの便は、やはり人気です。
旅のお供に「しろくま」
そして、2時間弱の乗り鐵のお供にと、みやげ横丁で鹿児島名物のアレを買い求めます。
これまでに何度か名前を耳にしたことのある「しろくま」
元祖の店が天文館にあり、豚とろラーメンの本店とはしごするのがおススメのコースなのだとか。
それにしても、ベビーでもこんなにデッカイなんて…。
思わずひるみましたが、イブクロがふたつあれば、きっと大丈夫でしょう。
じゃじゃん♪
お店の人いわく、20分ほどで食べやすくなるとのこと。
列車に乗ってしばらくすれば、ちょうど食べごろというわけです。
パーラー指宿枕崎線、開店です
ホームに降りてほどなく、折り返しで山川行きになる黄色い列車が入線してきました。
市街地にもいくつか停車駅があるからか、利用客が結構多い…。
■ベビー白熊(490円)
「そろそろ20分経ったかな」
ボストンバッグの上にハンドタオルを敷いた簡易テーブルに「しろくま」をスタンバイ。
乗客はそれほど減っていませんが、食べごろを逃したら後悔しますからね。
1個あたりのカロリーは482.2kcal
でも、コーフンのせいか、どうでもいいようなことに思えてきます(笑)
ふたを開けるあいだにも、氷の破片がまわりに飛び散りそう。
このボリュームはなかなかです。
まわりから削るようにすくってひと口食べ、見た目以上の濃密さに目を見開かされます。
練乳味の氷のなかからは、ミカン、サクランボ、プルーン、パイナップル。
食べ進んでいくと、モモや豆も顔を出します。
コレはもう、貪り食わずにはいられないうまさ。
そして列車は、谷山駅で行き違いのために停車しました。
「ここが市電の終点駅なんだね」
そう相棒がいうのを聞いて、ふと、映画『南極料理人』のワンシーン(2:15~2:30)が頭に浮かびます。
気持ちはまさに、念願のラーメンに我を忘れる隊長そのもの。
「市電の終点? そんなもの知るか」
では、そろそろ禁断の品にご登場いただきましょう。
昨晩、部屋飲み用に買ったさくら白波の小瓶。
こんなこともあろうかと、少し残しておいたのです。
お~っほほほほ♪
さくら白波の香りのよさに、ほどよい甘みが加わって、高笑いせずにいられないうまさ。
この食べ方を知らない方に、ぜひとも教えてさしあげたい。
海辺を走るのどかな路線
ひと心地ついて振り返ると、車窓から桜島。
篤姫ゆかりの地である薩摩今和泉の少し手前からは、千林ヶ島が見えてきました。
薩摩今和泉駅では、キハ40系と行き違い。
このころになると、乗客のほとんどは観光客のようです。
魚見岳と千林ヶ島が近くに見えるようになってきたら、指宿までもう少し。
指宿駅に降り立って、乗車時に撮れなかった車両をカメラに収めます。
キハ200形「なのはな」は、その名の通りナノハナ色。
青空のもとを走り抜けていく様子は、今まさに戦火のもとにあるウクライナの国旗を連想させなくもありません。
“湯治部仕上げ合宿 Mission10「パーラー指宿枕崎線」” への2件の返信
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