4月10日。鹿児島にはまだまだおいしいモノがあるのです
「いぶたま」を降りた後、大急ぎでエアポートシャトルバスに乗り換えて、12時40分過ぎに鹿児島空港へ着きました。
羽田行きの便までは1時間30分ほど。
少し遅めのランチで、まだ味わえなかった鹿児島をいただきましょう。
アクセス
鹿児島空港があるのは、鹿児島市の北東に位置する霧島市。
鹿児島中央駅からは、エアポートシャトルバスが20分に1本程度運行されています。
出発ロビーのある2階をひととおり回ってみましたが、気持ちにしっくり来たのは、やはりあらかじめ候補に挙げていた「山形屋食堂」でした。
山形屋は、江戸時代中ごろの宝暦年間に開業した呉服屋を前身とする、鹿児島のローカルデパート。
空港内には、みやげ物店も出店しています。
メニュー&店内の様子
郷土色豊かなメニューが並ぶショーケース。
最上段には、芋焼酎の一升瓶が君臨していらっしゃいます。
とくに数えることもしませんでしたが、席数は十分。
こういう場所ですから、すんなり入れて、スペースにゆとりがあるのが大事です。
メニューを開いて、合宿の最後にふさわしい品は何だろうと。
「ゲンセン霧島」というのは、「きりしま食の道10カ条」に即した取り組みなんですって。
麺類に和定食、丼もの…。
「とんかつを食べておきたかったんだよね」といっていた相棒が目を付けたのは、
ヒレとロースの両方がいただける、黒豚ランチ。
お得なランチ、バンザーイ♪
昨日飲んだ薩摩REDや、山形屋オリジナルのワインもありますが、
ココはもちろん焼酎でしょう。
氷白熊も一応あるにはあったのですが、焼酎をかけて食べる前提にはなっていないようで(笑)
いただきます
■焼きそば(700円)
複数のテナントから構成されるレストラン街に移行した百貨店が多いなか、鹿児島市の電車通りに面した「山形屋1号店」では、今や珍しくなった大食堂が健在。
焼きそばは、年間13万色が提供され、大食堂の売り上げの半分を占める名物メニューだといいます。
野菜たっぷりでピンク色のかまぼこの入ったあんが、長崎のちゃんぽんっぽい。
あんをかき分けると、パリパリの麺が顔を出します。
このあんかけ焼きそばには三杯酢がデフォルトのようで、醤油さしに入って供されます。
これだけあれば、ココロゆくまでかけても大丈夫ですね。
■黒豚ランチ(1,380円)
使用する豚肉にこだわり、火の通りにこだわったとんかつを、ソース、ゆず味噌、醤油でいただきます。
肉々しいけれどさっぱりとした肉質。
加えて、ほんのりとした甘みも。
鹿児島のお肉のおいしさを実感できたのも、今回の合宿の成果です。
といいつつ、味噌汁は鶏肉の入った薩摩汁。
焼きそばととんかつをアテに、相棒は南之方、ワタクシは源衛門。
源衛門は山形屋オリジナルだそうですが、最後の最後で最も口に合う焼酎に出合えたような気がします。
しかも、割り加減がサイコーなんですわ。
JAL648便で羽田へ
そして、2度目の人体実験(保安検査)も、金属探知機が反応することなく通過。
サクララウンジのビールは、主要4メーカーがそろっていたのがうれしかったです。
行きが黒ラベルだったので、今回はプレモルで。
10番搭乗口から、羽田行きJAL648便へ。
つくづく天気に恵まれた3日間でした。
ほぼ定刻に離陸した飛行機は高度を上げ、
鹿児島湾と桜島を一望。
目いっぱい行動した疲れが出て、この後はふたりしてほぼ気を失っておりました。
本来は相棒の骨折を癒やすために、のんびりと湯治旅をするはずだったのにねぇ。