志村けんが食した●●を訪ねて Act1 【笹本だんご店(東村山市)】

7月31日。偉大なコメディアンを生んだあの街へ

相棒が自転車で転倒して鎖骨を粉砕骨折してから、半年あまり。
上がらない、曲がらない右腕のリハビリに取り組むなかで、ある目標がありました。
それは…。

東村山駅前に建立された、志村けんの銅像の前で「アイーン」のポーズをすること。
平湯温泉を皮切りに、長野県内各所、薩摩国は指宿に至るまでの湯治部の活動も、それに向けての道のりのひとつだったのです。

というわけで、酷暑の休日に西武国分寺線に乗って、東村山駅へ。

銅像は、駅の東口側の「志村けんの木」と呼ばれる3本のケヤキの木陰に立っています。
このケヤキの木は、昭和51年に東村山の名を全国に広めた功績に対し、市が感謝状を贈呈した折に植樹されたもの。
40数年の時を経て、すっかり大きくなりました。

我々が銅像の前に着いた時には、ひと組のファミリーが熱心に撮影中。

彼らがはけるのを待って、ミッションを完遂します。
でも、せっかく東村山まで足を運んで、コレだけで終わるわけがないのが我々です。

アクセス

「東村山には『志村けんが愛した●●』ってのはないの?」
ワタクシの問いかけに、相棒は住宅地のなかにある1軒のだんご屋を探し出してきました。
志村けんが甘いモノが苦手だったエピソードをもってすれば、おだんごというのもなるほどなと。

東村山駅東口のロータリーを出て、最初の交差点を左へ。
府中街道を北へ進み、ガストを過ぎたところで信号を右へ入ります。

変則で分かりにくい交差点ですが、コインパーキングの手前を右へ。

しばらく進むと、「金婚」「東村山」を醸する蔵元、豊島屋酒造が見えてきます。
ココのケヤキも立派。

さらに進み、のぼりを目印に左へ折れて20mほど。
最寄りのバス停からもそれなりに歩くことになるので、歩く体力や根性のない人はタクシーを使うのが賢明かもしれません。
もっとも、タクシーの運ちゃんがみな知っているとは限らないけど(笑)

店内の様子

「営業中」の札がかかったよしずの間からのぞいてみると、

店内は女性ふたりで切り盛りしています。

メニューは、笹本だんご110円のみ。

奥にはられたポスターが、志村けん御用達であることを証明しています。

おだんごもイイ感じに焼けてきましたね。

先客の注文は25本。
経木で包んでいるというのも、風情があってイイものです。
この後、120本の予約が入っているというのが聞こえて、思わず耳を疑います。

いただきます

「2本ください」
「2本ずつですか?」
「いえ、1本ずつ」
ココでは「1本ください」よりも「100本ください」のほうが信じてもらえるのではないかと。

■笹本だんご(110円)
ひと串に4個刺さったおだんごからは、醤油の焦げた香ばしい香りが。

かぶりつくと、ほどよい粘りの後にお米の香りを感じます。
お米も醤油もいいモノを使っているみたい。
確かにコレは、酒飲みの口に合うおだんごですな。

おまけ

この日は定休日でしたが、先ほど左へ折れた角を右に入ると、都内の寿司屋などに卸しているという厚焼きたまご屋さんも。
東村山グルメは、住宅地にあり!?

店舗情報

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