4度目の長崎、初めての島 3章4節「ランチは平戸牛? それとも」【大渡長者(平戸市)】

4月13日。ピザアムステルダム@1,200円ほか

ザビエル記念教会から平戸城をめぐり、スタート地点まで戻ってくると、ちょうど正午を知らせる放送が聞こえてきました。
坂を上ったり下ったり、なかなかのガチ歩きだったので、腹が…減った。

アクセス

ランチ候補は、長崎のアンテナショップで手に入れた「るるぶ」の特別編集版でいくつかチェックを入れていました。

平戸観光交通ターミナル前の信号を渡り、目の前の通りを突き当たりまで進みます。

突き当たりを折れると、オランダ商館通り。
板塀や白壁の建物が立ち並び、まるで映画のセットのようです。

ランチ候補のひとつ「椿」
でも、今は創作和食という気分ではないかな。

和紅茶と日本酒の店も。
気になるけど、腹ごしらえが優先です。

店内の様子&メニュー

海岸通りと合流する交差点のすぐ手前にある「大渡長者」

店先のさび付いた自転車に「いまやってます」のプレートがかかっています。

創業は、平戸大橋が開通した1977年(昭和52)

うちわえびや平戸牛といった、平戸の食材を使ったオリジナルメニューが特色です。

店内は、昭和なアイテムがそこここに散りばめられていて、レトロな雰囲気ムンムン。

メニューを開くと、喫茶店風のドリンクや軽食がびっしりと並びます。

ピザ、スパゲティ、カレー、ピラフも思った以上にバリエーション豊富です。

温暖で穏やかな気候のなか、ミネラル豊富な牧草を食べて育つ平戸和牛は、赤身と脂身のバランスがよく、とろけるような肉質と熟成された味わいが特徴。

ふと、こんなのが目に入って、

気持ちはオランダに傾きます。

せっかくだから、1杯付けるとしますかね。

いただきます

■ハイネケン 小びん(500円)
昼間にひとりで中瓶1本は多いからと、ハイネケンの小瓶を。
軽い口当たりでサラッと飲めるのも、料理ができるのを待つ間に向いています。

そうそう、ハイネケンってオランダだったんですよね。

■ピザアムステルダム(1,200円)
年間でひとり90kg以上のジャガイモを消費するというオランダ。
ピザ生地の代わりに、平戸産のジャガイモのスライスを敷き詰め、ベーコン、トマト、アスパラをトッピングして焼き上げた、オランダと平戸が融合したメニューです。
小麦粉生地のピザほどお腹にたまらないけれど、ビールのアテには酔き酔き。

その後、ほろ酔い気分で平戸オランダ商館まで足を延ばします。

平戸オランダ商館は、平戸が日本唯一のオランダ貿易港としてにぎわっていた時代に、平戸港一帯に建築された商館。
1641年に幕府の命令によって取り壊され、貿易機能は長崎の出島へ移転となりましたが、4世紀近い時を経て、石造倉庫が忠実に再現され、当時の貿易の様子や平戸の歴史、文化を伝える場として2011年にオープンしました。

というわけで、平戸観光はココまで。
普段の生活ではほとんどなじみのないオランダが、ちょっとだけ身近になったと感じたのでした。

平戸牛も食ったど~

もともと平戸牛のタコスにひかれて訪れた「大渡長者」
ピザアムステルダムを食べ進みながらもどうしてもあきらめきれず、おやつ用にテイクアウトしました。

路線バスと歩きでたびら平戸口駅に戻ってきて、待合室で包みを広げます。
生地は、タコスというには厚め。
薄切りにした平戸牛をシンプルに焼いて、サニーレタスのみずみずしさとパプリカの甘みとともにかぶりつきます。

別添のサルサソースはたっぷり入れるのが◎
物足りなかったイブクロがようやく満たされました(笑)

店舗情報

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