かみ合わせ、顎関節症の改善に向け
保定には歯を動かすのにかかったのと同じくらいの期間が必要といわれ、フィックスリテーナーは2年間は外さないことが世界基準で推奨されているとのこと。
また、クリアリテーナーも1年間は常時装着するようにいわれていました。
「それから、プレートができたらお渡ししますね」
プレート(バイトプレート)というのは、食いしばりを防ぎ、顎関節症の改善を図るためのモノ。
そもそも「歯が壊れるか、あごが壊れるか」といわれたのが歯列矯正の出発点だったので、ようやく核心に入るということでしょうか。
そして歯並び完成から半月後、プレートができあがってきました。
プレートは上顎用だけで、完全に歯を覆うわけでもありませんが、クリアリテーナーに比べるとずいぶん分厚く、しっかりしています。
なるほど、これで上下の奥歯が直接触れ合わないようにするということのようです。
舌ったらずな日々は続く(苦笑)
プレートは夜寝る時、日中はこれまでのリテーナーを使うようにいわれましたが、リテーナーの切り口が唇の裏に擦れて痛いと訴えたところ、プレートでも保定の役割は果たせるからと、日中もプレートで問題ないという判断になりました。
しかし、厚みがあるだけに滑舌が悪くなってしまうのは不可避。
仕事柄話さなくても済むこともあり、めっきり口数が減りました(爆)
夜だけの装着になるまでにはまだしばらくかかりそうですが、あごが壊れる心配をせずに、生涯おいしく食べて歌うためには必要なステップ。
舌ったらずで聞き苦しくても、お許しを。