先天性欠如歯+矮小歯からの歯列矯正体験記 No.06「ドクターはまさかの!」

東京で初めて通うことになったクリニックでしたが

職場から近いこと、予防歯科に力を入れていることを条件に歯医者探しをするなか、ウェブサイトの院長紹介に「愛知学院大学歯学部卒業」とあったのは、名古屋で育ったワタクシにとって安心材料のひとつでありました。
それにクリニックの名称にもなっている院長の姓もかなり珍しい(全国で720人ほどだとか)
世代も同じくらいだし、中学校で青い名札を付けていた学年に同じ姓の男の子がいた記憶があるけれど…。

●2020年11月追記●
コチラのクリニックは2020年10月、六本木ミッドタウン近くに移転しました。

スタッフもビックリ

親知らず抜歯の後、経年劣化した詰め物のメンテナンスに通うこと2カ月。
いつか聞いてみようと思っている間に最後の日を迎えました。

「先生は、名古屋のご出身なんですか?」
肯定も否定もせず、不思議そうな顔をするドクター。
「中学校の時に同じ苗字の子がいたなと思って」
「ということは、S中学校? 小学校は?」
「M小学校です」
「ぼくもM小だよ」
そして、カルテに目を落としていいました。
「ぼくのひとつ上の学年ですよ」

中学校どころか、小学校まで一緒だったとは!
やり取りを聞いていた歯科衛生士や受付のお姉さんも、そんなことがあるなんてと診察室に集まってきました。

狭いムラ社会ならともかく、ココは東京のど真ん中。
高校卒業後に名古屋を離れたワタクシが、六本木で小学校の後輩にお世話になるだなんて、誰が想像できたでしょうか。
六本木に近い職場に勤めることになったのも、ゴスペルレッスンで同じビルのスタジオに通っていたのも、このタイミングで歯医者へ行こうと決めたのも導き。
これからもこのドクターにお世話になろうと、ココロに決めた瞬間でもありました。

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